《風邪》 ページ20
・
流星「、っくしゅん!」
『ん?風邪?』
流星「……なんか、寒くて、だるい、」
人差し指でほんのり赤い流星のほっぺを触る。
『あら、熱あるね』
流星くんが、熱を出しました。
・
智洋「お粥作ったんやけど、食べれる?」
流星「……ん、食べる」
何でも、妹弟がいるそうで、看病に慣れているらしい智くん。
智洋「とりあえず暖かくして寝とき」
頼りになるなぁ。
『ねぇ、智くん』
智洋「ん?なに?」
『智くんは何でも出来て凄いね。』
智洋「照れるわ急に(笑)そんな凄ないで俺」
ほんとに照れているのか、頭を掻きながら否定する彼。
『でも、智くんがいるだけで助かっちゃう。いつもありがとね』
智洋「な、っ…」
そう言って私から顔を背けたけど、耳が赤いのバレバレ。
流星「…熱いなぁ、」
・
・
流星の風邪が治りかけてきた頃。
智洋「……っくしゅ、!」
『あれ、もしかして移った?』
次は智くんが風邪を引きました。
『顔赤いし、智くんも熱あるな…』
流星「神ちゃん、俺の移ったん?」
智洋「ん、みたいやなぁ…」
よし、次は私が看病するか。
流星「俺がやる」
『え、っ』
私が冷えピタを切って貼ろうとすると、流星がそれを奪い智くんに貼り始めた。
流星「俺もやってもらったし、これくらい出来る」
『そっかそっか、ありがと』
智洋「流星、ありがとうなぁ」
流星「ん、」
なんだこの微笑ましい光景は!!
ひょっとして私、お邪魔?
流星「後は俺が見とくわ」
『ふふ、そっか。じゃ、任せたよ流星!』
やる気満々、自信満々みたいなので、ここは彼に任せてみようと思います。
・
210人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪音(ゆのん)(プロフ) - こんばんは!はい、先月誕生日だったのですごく嬉しかったです♪あんな風にお祝いされたら泣いちゃいそうです(≧∇≦)はい!今後のお話も楽しみにしてます! (2021年10月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃち(プロフ) - 雪音(ゆのん)さん» 雪音さん、ありがとうございます!最近誕生日と言ってたので、先にそっちを書かせて頂きました〜これからも楽しみにしてて下さい^^* (2021年10月26日 20時) (レス) id: 94abb641fa (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - しかも、キリのいいページで移行ですか!今後のお話も気になるな♪
もう一つのリクエストの方も楽しみにしてます!頑張ってください!応援してます! (2021年10月26日 17時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - こんばんは!2つリクエストしてたうちの一つ読ませていただきました。こんな風にお祝いされたら嬉しいし、キュンキュンしちゃいますね(*^o^*) (2021年10月26日 17時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - こんばんは!流星の胸キュン読みました!ダメッス!!流星も胸キュン過ぎてキュン死にしました(笑)私が一番こん中で胸キュンしたのはギリ横でキスした流星でした(≧∇≦) (2021年10月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゃち | 作成日時:2021年9月15日 1時