運命の日 ページ24
Aside
最終戦、フルセットまで持ち込み西田選手がサービスエースを連続して決め、日本は勝利で終わる事が出来た。
8勝3敗。惜しくもメダルには届かず4位。
会場からは暖かい歓声と拍手で埋めつくした。
コートを立ち去り、荷物を持って裏の非常階段で石川選手を待つこと5分。
石「すいません。待たせちゃって。」
『大丈夫です。そんなに待ってないので。』
緊張し過ぎて久しぶりに心臓バクバク。ヤバ。
でも、向こうは私をずっと見てる。
石「Aさん!」
『はい。』
石「俺、WCの記者会見で初めて会った時から少しずつ気になり始めました。
試合中もAさんが俺のプレーを目で追ってくれた時や一生懸命応援してくれてる時は凄く嬉しかった。
気付いたら、Aさんの事好きになっていました。」
『えっ…』
1粒の涙が頬を伝う
石「Aさん。俺と付き合ってください!」
『私も、初めて会った時から今日までずっと気になってました。
好きです。こんな私でよければお願いしますw』
彼は、私の左手を引っ張てハグ。
気付いたら彼の腕の中
石「ありがとう。後、敬語無し。同い歳だから」
『うん。』
身体を離し彼は、私の身長まで背を低くして
軽いキスをした。
石「3日後には、イタリアに行かないと行けないんだ。遠距離で不安にさせるかもしれないけど、なるべく連絡は取り合おう?」
『分かった。寂しいけどオフの日は、会いに行く。その時は、案内よろしくねw』
石「うん。分かった。」
遠距離で不安はある。
けど、彼女として世界で活躍している彼を見守りたい。
私も日本で頑張ってイタリアに会いに行こう
彼女にしてくれてありがとう。
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作者名:cheln | 作成日時:2019年10月27日 22時