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チェルベッロがXANXUSの元に大空のリングを運ぶ。


「これがここにあるのは当然のことだ。俺以外にボンゴレのボスが考えられるか。他のリングなどどうでもいい。これで俺の命でボンゴレの名の元、お前らをいつでも殺せる」

「そん、な……」

「だが老いぼれが後継者に選んだお前をただ殺したのではつまらなくなった。お前を殺るのはリング争奪戦で本当の絶望を味わわせてからだ。あの老いぼれのようにな」


XANXUSの言葉の後、叫ぶような怒号を発したのは家光だ。


「XANXUS! 貴様! 9代目に何をした!!」

「ぶはっ、それを調べるのがお前の仕事だろ? 門外顧問!」

「きっ、貴様まさか……!!」

「喜べモドキども、お前らにはチャンスをやったんだ。残りの勝負も全て行い、万が一お前らが勝ち越すようなことがあればボンゴレリングもボスの地位も全てくれてやる。だが負けたらお前の大切なもんはすべて消える……」

「た、大切なものすべて……!?」

「せいぜい見せてみろ。あの老いぼれが惚れこんだ力を。女、いいぞ」

「はい。では明晩のリング争奪戦のカードを発表します。明日の対戦は嵐の守護者の対決です」

「次は獄寺か」

「お前なら大丈夫だな、任せたぞ!」

嵐戦→←-4-



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作者名:うがつ | 作成日時:2022年9月22日 23時

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