難関攻略な彼【OC】【オリジナル】 (ページ23)

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貴方side

『ん……』

いつの間にか寝てしまっていたようだ。

体をぐっ、と伸ばしベッドから降りる。

『喉乾いたな……』

寝起きで目の前がぼやける中、1階に行くため階段を降りる。

と同時に外から罵声？のような声が聞こえた。

『え、え、何？喧嘩？』

声の大きさと言い、ただことでは無いことが分かる。
けれど近づくのだって怖い。

少し…だけならバレないかな？
私はドアを開け外に出た。

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『うぅ……寒……もっと厚着すればよかった……』

流石にもう冬だ。最近外に出ていなかったから寒すぎる…

こんなことを考えている今でも罵声は止まない。

声のする方へ向かっていくと同時に心の奥底で嫌な感じがしている。

けれど人間には好奇心がある。私の足は止まらずにいた。
後悔するぞ、と言われている気がするが、そんなのに耳は傾かなかった。

私はようやく辿り着いた。
でも最初に見たものは

頭から赤い液体を流す、

鯖さんだった。