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『はぁーつかれたぁー』
部屋に戻ってきて早々に再度私はベッドにダイブする。
『ふかふかだぁ〜♪』
暖かい布団に入り暫しの間ゴロゴロする。
凄く眠い時ってなんか妙にゴロゴロしたくならない？ならないよね。うん(自己解決)
私は今すごく眠い。
だから頭もぼーっとする。
お酒を飲んだ時みたいにふわふわしてよくわからない発言をする。
『あぁぁ〜会社〜ぶらぁっく〜〜〜ほわいとに〜そまれぇぇぇぁぁあぁぁ〜……………いい匂い…この匂い好き…』
鯖｢それは良かった。僕も好きな匂いなんだよね。｣
『んぃ！？？？？？？？？？』
また変な叫び方してしまった…
『い、いつから居たんですか！？』
鯖｢会社が何とかって時。｣
う、……ほぼ最初の方から…
私はあまりの恥ずかしさから恥ずかしい…恥ずかしい…と言いながら布団の中へ潜って行った。
我ながら哀れだと思う(泣)
しくしく、と泣くふりを布団の中でしているとばさっと布団を捲られ
鯖｢もうちょっと奥行って。｣
とただそう言われた。
『え？え？？？』
私は困惑しかできなかった。
昨日のように作業をすると思ってたから。
鯖｢一緒に寝るから。俺入れないよ。｣
いっしょ…に…？
『い、いい、いっしょ…いっ……しょ……ね…る…』
鯖｢はい、早く奥行ってね｣
ぐいぐいと奥にお追いやられる
ゔっ……狭い……
『あ、あの…やっぱ私床で寝ます！』
きっと鯖さんのことだ。そ。と言ってくるだろうと思い動き出そうとすると
鯖｢なんで？｣
と腕を捕まれ戻される。
『あっ、fa、触れられ…あ、いや…狭くて…あははー…………』
鯖｢狭かった？……じゃあこれでいい？｣
彼は何気ない顔でばっ、と腕を広げた。
ん？？？？？
『ん？？？？？』
鯖｢？狭いならこうやって…｣
ぎゅ、
『あ、あ、……え…あ、…！？///』
ハグをされた瞬間に体が燃え上がるように熱くなる。
鯖｢今は冬だし寒さも凌げると思ったんだけど…どう？｣
こてん、という効果音が聞こえてきそうな傾げ方をされた。
『あっ…い、いや……あ、あった…かい…』
だが今の私の心臓は凄く煩い。
近すぎる。
聞こえてないかな…
鯖｢それじゃおやすみ。｣
そう彼は目を閉じる。
『あっ、お、おやすみ…なさい…』
私の心臓はうるさいまま。
寝れるはずがない。
けれど、眠気には勝てず数分後には意識が無くなった。
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作者名：鯖 | 作成日時：2021年11月28日 18時
