安堵 ページ30
立ったまま気を失っていたヒーロー殺し
焦凍達やヒーローは腰を抜かして尻もちをつき安堵から汗を流した
緑谷「＿＿...！
轟さん大丈夫！？怪我は！？」
そしてハッとした緑谷が足を庇い半ば這いずるようにしてAに近付き声をかける
Aもその声に意識が戻って来て咄嗟に先程渡されたピアスを
いや隠し場所(破廉恥)(すき)
緑谷「どっか痛い！？ごめん助けられなくて...！！」
『いや...大丈夫。
こっちこそ蹴飛ばしてごめん、緑谷こそ大丈夫？』
ピアスを隠す過程で胸元に手を置いた彼女に緑谷が余計に心配する
Aはかすり傷は残るもののヒーロー殺しのおかげで比較的軽傷だ
それよりも自分が蹴飛ばしてしまった緑谷の容態が気になるらしい
緑谷「僕はもう全然無傷！ありがとう助けてくれて！」
『いや足ぐちゃぐちゃでしょ』
緑谷「そんな事より轟さんの方が心配だよ！
ヒーロー殺しと何話してたの？」
緑谷は自分の無事と感謝を伝えてから問いかける
ヒーロー殺しとAの会話は聞こえていなかった
『ヒーロー名を聞かれて...答えてた』
緑谷「え答えちゃったの！？」
素直すぎる...と危機感が無い事に不安になる反面嘘つけないんだろうなと思うと少しきゅんとした緑谷
焦凍が過保護になるのも分かる気がした
緑谷「(ハッ、そうだ轟君は...＿＿＿＿)」
そこで彼女の弟の焦凍の存在を思い出した
シスコンを極めている彼がまともな情緒か不安である
そんな思いで彼等が居る方へ視線を向けた
緑谷「轟君！！？」
すると見えたのはこちらに全力疾走して来る焦凍の姿
あまりのスピードに飯田でさえ彼を止め損ねたのが見えた
焦凍「Aっ！！」
『ぅぷ、』
緑谷「危ない危ない落ち着いて！！！」
そしてそのままの勢いでAに抱き着いた
スピードと勢いのある弟を座り込んだままの彼女が支えきれる筈も無く、
衝突の勢いのまま後ろに倒れそうになるのを緑谷がAの背中を支えた事で何とか堪えた
『しょーと、』
きつく抱き締められる腕の中でもごもごと名前を呼んだ
焦凍「良かった...無事で...」
緑谷「轟君...」
Aが無事で良かったと心の底から安堵した
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レイ - 毎日楽しみに待ってます！ (2022年12月25日 0時) (
レス) @page49 id: a3782054c4 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 今週も更新ありがとうございます！ (2022年11月12日 23時) (レス) id: 19cd532bd7 (このIDを非表示/違反報告)
秋田犬 - 私、最近ヒロアカのアニメを見始めたんですが、この作品は、原作を変えすぎないのが、いいと思います。また、更新が早いので嬉しいです。ありがとうございます。 (2022年10月23日 9時) (レス) @page29 id: c17fc87cc6 (このIDを非表示/違反報告)
素因数分解(プロフ) - 面白くて一気読みしてしまいました…！これからどうなっていくか楽しみです。応援しています！ (2022年10月9日 0時) (レス) @page3 id: 98917b6f0c (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 面白すぎて、昨夜一気読みしました！蝶の舞う呪いを以前読んでいたので、また作者様の作品に巡り会えて嬉しいです♪ (2022年10月8日 21時) (レス) id: 19cd532bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘党組 | 作成日時：2022年10月7日 16時
