あの子の酒持たせたらあかん ページ33
藤「お酒で言うたらさ、A強ない？」
神「あの子はめっちゃ強い。」
藤「昔さ、望とAが成人してみんなで酒飲もってなっても一切飲んでなかったのに気づいたら飲むようになってたよな。」
神「炭酸が飲まれへんから最初飲んでなかったんよな。それで年上の方に焼酎かなんかを教えてもらってから飲むようなって、でしかも基本あの子割らんとロックやしな。」
藤「せや。それで俺が“いや、水割りあるやん”って言ったらすんごい真顔で“なんで薄めて飲まなあかんの？”って言われた。笑」
神「やし、開けるスピードが異常じゃない。」
藤「あいつの家の酒の常備量知ってる？」
神「どういうこと？」
藤「あいつんちダイニングに1つ1人暮らしサイズの冷蔵庫おいてるやんか。あんなか全部酒やで。」
(「おい、なにバラしてんねん。」)
(桐「ガチ、、、？」)
(「(頷く)」)
神「はぁ！？え、あの黒いの？」
藤「そうそう。ほんで、キッチンに床下倉庫みたいなんあるやん。」
神「あぁ、あったな。」
藤「そこにも酒びっしり入ってんで。」
神「嘘やろ！？」
藤「しかもその1人暮らし用の冷蔵庫って小さめの冷凍庫ついてるやんか。あんなかにロックアイスと冷えたグラス大量に入ってんねん。」
神「え、あの子が好きなお酒ってさ、」
藤「日本酒とか焼酎とかやな。あ、でも最近和リキュールにハマったって言っとった。なんか甘いやつらしい。ここ最近になって果物系飲んでるんやって。」
神「...それ何度、」
藤「なんぼやったけかな、でも10超えてたで。」
神「あの子のことやから1本余裕で開けるやろ？」
藤「いや、1本じゃ済まんやろ。水分補給のように飲むんやし。」
神「それでまた記憶なくさんしな。」
藤「酒飲んでない�陲舛磴鵑茲蠅靴辰�りしてるもんな。」
神「前のAとAの弟と飲んだんよ。俺は途中でお茶に変えたけど2人ともケロッとした顔して飲んでたからな。」
藤「まだ未成年の子もおるやろ？あの子らも飲むようになったらいよいよ酒蔵構えた方がええであいつ。」
神「そっちの方が絶対良い。」
藤「覚えてる？1回あいつどんなけ飲むんやろって言ってなんも言わんと見守ってた会あったやん。」
神「あぁ、それ俺早々にリタイアして寝た。」
藤「あれ？せやったっけ？」
神「Aん家でやったやつやろ？」
藤「そうそう。ほんでさ、あ、来た」
【結局、量知れず】
(WEST「あはははっ！」)
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作者名：える | 作成日時：2022年7月28日 15時
