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Aに連れられ入ったのは、落ち着いた照明のお洒落なバー。
「やっほー！」
鈴「あらっ！？…ど、どーしたのそのイケメン！！」
「あー、…幼馴染！久々に会って！」
鈴「えっ！！！……へぇ〜、いらっしゃい！」
「あ、マスターの鈴ちゃん！こっちはれん！」
『こんばんは』
鈴「フフッ、ゆっくりしてってね」
暗めのバーには似つかわしくない
明るくて、少し女っぽい
でもかなりイカツい見た目のマスター。
…東京っておもろいな。
『ここよく来るん？』
「うんっ、あ、家すぐそこなの！」
『…へぇー、』
「だから酔っ払っても平気なの！あ、鈴ちゃん、マティーニ！」
！？
『待て待て、お前大丈夫？もう飲んでんのやろ？』
「えー、うん、でもまだ平気だよ！」
へへって笑うAの瞳も
いつか見たあの日のまま。
「れんは今何してるの？」
『あ、俺はフツーの会社員、メーカーの』
「へえ〜、お家は？近い？」
『んー、ここからから最寄り駅まで10分くらい？』
「え、じゃあ意外とご近所さんじゃん！」
『まあ、そうなる？』
「なるなる！、前は歩いて10分だったよね〜」
『……フフッ、そやったな。』
…あれ、俺こんな風に笑ったん久しぶりかも。
柔らかい感覚。疲れが抜けていくような
心と身体が軽くなるような
そんな感じ。
…そうや、Aといる時ってこんなんやった。
………落ち着くな。
それから1時間くらい話して、日付の変わる頃に二人でバーを出た。
Aの家は、そこから歩いて5分もせん所にあるオシャレで見るからに高級そうなマンションで。
『………、』
「口、空いてるよ？」
『え、あ、……お前、やっぱすごいな。』
「ふふふっ、ありがと〜」
…絶対に俺んちなんて呼べんな。
なんて、次会えるかもわからないのにそんなことを考える。
"次"、か。
『……あのさ、』
「ん？」
『また、会えへん？
…その、今日……、楽しかったから。』
「…うん、また会おう？」
『っほんま！？、じゃあ…あ、連絡先って、、』
「あ、待ってね、」
『……俺の、残ってる？』
スマホを取り出して恐る恐る自分のアイコンを見せる
「あ、うん！残ってるよ！」
まじか。
めっちゃ嬉しいやん。
『じゃ、部屋入ったら連絡してな！心配やから。』
そう言って目線を逸らし、緩む頬を誤魔化した。
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ayuha(プロフ) - のりさん» こちらこそありがとうございます(^^)続編も是非読んで下さいね♪ (2020年6月14日 21時) (
レス) id: 3d6cda5c80 (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - お返事ありがとうございます。更新楽しみにしてました。こちらもありがとうございます。 (2020年6月7日 23時) (レス) id: b83e04c731 (このIDを非表示/違反報告)
ayuha(プロフ) - のりさん» 初めまして！コメントありがとうございます(*^^*)感情移入して頂けるなんてすごく光栄です！引き続きお楽しみ頂けるようがんばります(・ω・´) (2020年6月7日 21時) (レス) id: 3d6cda5c80 (このIDを非表示/違反報告)
ayuha(プロフ) - はるまきさん» と、いうことでまた再会出来ました♪やっと抜け出せてたー！(途中、どうしても甘が書きたくて魅惑の〜、に逃げました笑)マスク、しんどいですよね( ´Д`)日常が恋しいです… (2020年6月7日 21時) (レス) id: 3d6cda5c80 (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 初めまして。タイトルに惹かれ一気に読ませていただきました。感情移入して涙が出ちゃいました。お互いに思い七年後に偶然にも会うなんて。どんなお話になるのか更新楽しみにしています。 (2020年6月7日 6時) (レス) id: b83e04c731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayuha
| 作成日時：2020年5月28日 2時
