Dans ce bras＜6＞※ ページ24
増田side
「……大丈夫だった？」
「ん、だいじょぶ……」
額の髪の毛を手でかき分けてやると
ゆうやは擽ったそうに肩を竦めた
「こうされるの、いや？」
「んーん。ちょっと擽ったいだけ」
「ごめん、優しくするつもりだったのに」
「ふふっ、いつものことじゃん」
〈もう一回だけ……して……？〉
身体が心配だったけどそれで安心できるなら、と
もう一度愛し合った
痛むのか、時折 顔を歪ませて俺の名前を呼ぶ
〈やめようか〉
〈やだ……やめないで〉
涙目の上目遣い
俺が、その顔に弱いの知ってるくせに
〈ゆうや……っ〉
もう優しくなんてムリだった
〈あっ、あ、たか……、すき……すきっ〉
ゆうやの爪が俺の腕に食い込む
ギリギリまで来てるんだ
俺も……
〈ゆうや……、いっしょに〉
〈ん…あいしてる……〉
同時に果てた俺たちは、そのまま眠ってしまって
次に目を覚ました時には、昼近くになっていた
「タカもオフなの？」
「そう」
「……なんか取る？腹減った」
よかった
いつものゆうやに戻ってる
でも……
「ゆうや」
「ん、なに？」
「あんまムリすんな。俺といる時くらいは」
一瞬、キョトンとした顔は
すぐにくしゃくしゃの笑顔に変わる
「タカって、すごいな」
「なにが」
「俺のこと、マジでなんでも分かんだね」
「何年一緒にいると思ってんの」
「あはは！そうだった」
「笑いごとじゃねーし」
「タカ？……これからも一緒にいてね」
「当たり前、でしょ」
「ふふ。うん」
俺の胸に顔を埋めるゆうやは
きっと笑いながら泣いている
俺は、それに気づかない振りをする
とりあえず今は、お前が怖いと思ってることが
全部消えるように抱きしめるだけ
この、腕の中に
，
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りお(プロフ) - 莉織さん» 莉織様、温かいお言葉、本当にありがとうございます(^^)。子供と大人の割合が半々くらいの手越さん、いかがでしたでしょうか(^^)。最後は、増田さんの重めの愛で締めさせていただきました。これからも甘々な2人を描けるように頑張ります！ (2019年5月14日 21時) (
レス) id: de0e8fed57 (このIDを非表示/違反報告)
莉織(プロフ) - りおさん» 早速、可愛い手越くんがいっぱいで最高です！ ちっちゃくなるだけじゃなくて、テゴマスの甘々もあるのが新しくてとても楽しみです！ (2019年5月14日 19時) (レス) id: 6e79a16567 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 莉織さん» 莉織様、コメントありがとうございます(^^)。子供になってしまうと言う設定は初めてなので手探りで物語を進めております。少しでも楽しんでいただければ幸いです！本当にありがとうございます(^^)。 (2019年5月14日 6時) (レス) id: de0e8fed57 (このIDを非表示/違反報告)
莉織(プロフ) - いつもお話読ませて頂いています。甘々なテゴマスがいっぱいで面白くて、最高です。今回は、手越くんが子供になるみたいなので今からワクワクです！更新頑張って下さい！応援しています！ (2019年5月13日 18時) (レス) id: 6e79a16567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2019年5月13日 6時
