Sweet consonance＜4＞※ ページ4
▽side
羽田に着いてすぐゆうやのところへ向かう。
とりあえずコウキに連絡して
明日のゆうやのスケジュールを確認すると
急遽予定が変わって1日オフだと言う。
明日は2人でゆっくりできるわけだ。
あいつのマンションに着いたのは
日付が変わる少し前だった。
寝室を覗くと、シャワーの音がする。
近づいていくと歌声も聞こえる。
あ、これ……
聴き慣れたメロディ。
俺たちの、テゴマスの歌だ。
思わず顔がにやける。
服を脱いでノックもせずに
バスルームの扉を開けると
死ぬほど驚いているゆうやと目が合った。
「うぉっ！え、は？！なんでいんの？！？！」
「………」
「ちょ、………あっ！」
ゆうやの問いかけを無視して
強引に唇を奪うと途端に大人しくなる。
鳶色の瞳がトロンとしたら
もうこっちのペースだ。
「あ、……、た、かっ」
「いい子にしてた?」
「ん…っ、ぅん…」
「本当に？」
「ほんと……っ、あ、ぁぁ……っ！」
解すのもほどほどに
細い腰を捕まえて欲を沈めていく。
深く埋め込んで行くにつれ
ゆうやのそこはきゅうきゅうと伸縮し
俺を離さない。
「ぁ……っ」
「気持ちいんだ。すごい締まる」
「…や、いわな……」
「誰かとした?」
「は……？」
涙目で睨みつけてくるゆうやは
死ぬほどかわいくて
ついつい意地悪をしたくなる
「なんでこんなユルユルなの？」
「おれ……っ、だれとも、してな……」
「ふふ。そっか。いい子にしてたんだ」
「だからさっきから言って……あぁぁぁぁ！」
締め付けが一際強くなったと思ったら
ゆうやから白い欲が飛び出した。
同時に俺も欲を吐き出し
はぁはぁと肩で息をするゆうやを
後ろからぎゅっと抱きしめる。
「なんで、いんの…？」
「ゆうやに会いたくて、最終便で帰ってきた」
「ツアー終わるまで会わないって……」
「ごめん。ムリだったみたい」
「みたいって……」
呆れたように笑ったゆうやの唇に
一つキスを落とす。
バスルームから出てお互いの身体を
タオルで拭いたあとは
俺がゆうやを抱き上げてベッドに運ぶ。
「おかえり…」
「ん。ただいま」
「明日、オフ……？」
「そ」
「おれも」
「じゃ、ずっとこうしてられるね」
嬉しそうに目を細めるゆうやを抱き寄せる。
何よりも誰よりも大切な存在が
腕の中にいることに心底安心した途端に
睡魔が襲ってきた。
.
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あーこ - りおさんの作品は、ドキドキハラハラしながらも、最後はホッと心が温かくなる感じがして大好きです。何度でも読みたくなります！またりおさんが更新できる時に、りおさんのお話しを読ませていただけたら幸せです。 (2021年9月3日 6時) (
レス) id: 19cfecfa73 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - 更新とっても嬉しいです(^-^) まっすー出演のドラマ、ネットでもざわついていましたよね(^^;) これからも、りおさんのペースでよいので、二人の活動をもとにラブラブのお話お願いしますm(__)m りおさんのお話は、私の癒しや頑張る活力になっているので･･･(^_-) (2021年8月12日 12時) (レス) id: a56b8eaa48 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - ネコさん» いつもありがとうございます！お揃いのスニーカー(//∇//)、私も胸が熱くなりました。長年一緒に歌ってきたことや頑張ってきた関係はそんなに簡単に壊れないと思ってます。 (2021年5月27日 7時) (レス) id: c93f364402 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - りおさん» りおさんが書くお話が大好きです(^-^)新作がUPされるまで、今まで書かれたお話を最初から読み返しながら待っています。テゴマスがお揃いのスニーカーを履いていた！と噂になっていましたね。やっぱり二人は繋がっているのですね(^_-) (2021年5月26日 0時) (レス) id: a56b8eaa48 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - ネコさん» 別々の道を行くようになっても、お互い大切な存在であることは変わらないと思いたいですよね(^^)。公にはならないけれど水面下ではそうであってほしいと思っています(^^)。 (2021年4月27日 4時) (レス) id: c93f364402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2021年3月19日 4時
