五月病 ページ5
五月某日マンゲキの楽屋にて
新山「最近A元気なくないか？」
浜田「そうなんですよ。最近楽屋でもずっとあんな感じで」
いつもは楽屋ではしゃいだり、必ずと言っていい程誰かと話している柞原が
ソファで横になって半分眠っている
ちろる「家でもご飯食べずに寝ちゃうらしいですよ」
そこへ同期のラニーノーズとからし蓮根がやってくる
新山「大丈夫なんか？あれ」
洲崎「この時期いつもあんな感じですけど今年はいつもより激しいですね」
青空「だぶん天気悪い日多いからやろな」
山田「しかも懐いてた先輩らもみんな東京行ってもうたし」
伊織「そAえば昨日久々にちゃんとお昼ご飯食べたわ言うてたわ」
浜田「え。あれってもしかして五月病ですか？」
洲崎「そうやで。」
柞原は毎年恒例で五月病に罹る。
昨年まではご飯に連れ出してくれる先輩がたくさん居たもののマンゲキには少なくなってしまったために仕事以外はソファでへばっていることが多くなってしまった。
浜田「あんながっつり五月病なる人いるんですね」
洲崎「あいつ、あんな感じやけど意外と繊細やからな笑」
すると、ある人物が登場し柞原の元へ
野村「おい。元気か。」
野村が柞原の頭を優しくはたく
A「あ。のむさんだ。」
おはようございます。すいません。こんな体制で。といつもより2トーン低い声の柞原
野村「また五月病か。飯食ってんのか。」
A「昨日は伊織くんとみんなでお昼ご飯食べました」
野村「今日は？」
A「その辺のお菓子で食い繋いでます」
はぁ。とため息をつく野村
野村「飯行くぞ。」
A「めしですか。」
野村「行かへんはないから。ほれ起きて。」
A「うーん。」
腕を引っ張り起こされ強制連行される柞原
野村「食いたいもんあるか」
A「、、、ラーメンかな」
野村「はいはい」
のむさんとご飯行く時ラーメン率高い気がする。とぶつくさ言いながら着いていく。
ちろる「さすがのむさんですね。」
浜田「かっこよすぎるわ、あれは。」
新山「あんな先輩なりてぇ〜！」
――――――
A「ラーメン美味しかったです！ありがとうございました」
といいながらちゃっかりソフトクリームを頬張っている柞原。
野村「ん。たまに様子見に行かなあかんな」
A「大丈夫です！ちょっと元気になってきました！」
野村「どうせまた飯食わへんなるやろ」
A「、、、ぐうの音も出ねえ。」
しばらく野村の監視体制は続いたようです。
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作者名：さ | 作成日時：2022年9月28日 18時
