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私は浮所先輩と帰っている
あれから話しているうちに好きなバンドが同じということが発覚して、お互いの好きな曲の話をしている
浮「それでね、１番好きな曲はねー」
なかなかこのバンドを知っている人は少なくて、いつもの私なら絶対、テンション上がるはずなのに、頭の中は風雅君のことばかりで先輩の話に集中できない。
浮「Aは？」
頭が回らない
好きな曲なんていっぱいある
それでも、今は考えられない
言葉が出てこない
「えっ、あ、１番好きな曲の話ですよね。えっと。」
回らない頭を働かせる
でも、やっぱりできない
浮「あのさ、やっぱり、今日変じゃない？何かあった？」
先輩の声はとても優しい
私を責めることなんて一言も言ってないのに、なぜか涙がでてきた
浮「ごめん、俺困らせた？本当にごめんね。」
先輩は何度も謝る。
「あの、先輩は何も悪くなくて、私が勝手に泣いてるだけなので。」
そういうと、先輩は少し、安心したような顔をした
でも、すぐに、怖い顔になった
浮「Aが泣く理由って、あの転校生が関係してるの？」
何でわかるんだろう。
何で風雅君のことも私の気持ちも知ってるんだろう。
私が疑問に思っていると先輩が話しはじめる。
浮「鍵閉めに行こうと思って女子更衣室のほうに行ったら、尚の声が聞こえてきてさ。今日来た転校生に告白したって言った後、A、結構動揺したような声だったし、協力してって言った後も変な間があったから。もしかしてっと思った。」
先輩はずっと下にあった目線をあげる。
浮「盗み聞きしてごめん。でも、やっぱり、Aが辛いときにそばにいたいって思った。話して楽になるなら相談に乗るよ。」
先輩の声は優しい声に戻っていた。
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涼音(プロフ) - spuare2の更新楽しみにしてましたが、消してしまったのならしょうがないですね。把握します！これからも頑張ってください (2019年11月25日 17時) (
レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちぃ(プロフ) - 更新お疲れ様です！ (2019年10月31日 0時) (レス) id: 1a39a279d3 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - ドキドキが止まりません！次の更新楽しみにしてます！ (2019年9月8日 16時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田中 | 作成日時：2019年9月6日 22時
