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(2016年)

まだ日の登らない早朝から始まる収録。今日はアユクデの収録です。アユクデはいろんなアイドル達が大集合するスポーツ大会というより、大運動会。ちなみにわたしは運動が得意じゃないから、今回は見学兼応援組。

『ここ、広いから寒い…』
JN「そうだよね。こうしたら暖かいんじゃない?」

1月の韓国の寒さはバカにできない。日本であまり見ることのない雪も韓国では当たり前だし。

今回も厚手のパーカー衣装を用意されているけど、寒いものは寒い。震えながら座っていると、隣にいたジュンがわたしの両耳にカイロを当てた。その瞬間、小さいながらもワッと歓声がして、それと共にカメラのシャッター音が響いた。

アユクデが始まる前、事務所のスタッフさんにわたしだけ呼び出されてなるべく他のアイドルとの接触を避けるようにと言われた。当たり前の話だとも思う。そしてわたしのことを守るためだということもよく分かっていた。だからこそ、余計に気をつけなきゃいけない。

もちろんその前からわたし達は鎖国アイドルと言われるぐらい他のグループの人と仲良くすることを事務所から許されてはいなかったんだけど。今回、わたしには特に念を押して伝えられた。

SC「SEVENTEEN、集合」

エスクプスの一言で、全員が輪になって集まる。

SC「もちろん俺たちは出る競技で良い成績を残して、番組に映る、そしていろんな人に名前を覚えてもらう。それもひとつの目標だ。でももうひとつ。守らなきゃいけないことがある。ミンギュヤ、なんだと思う?」
MG「はい!個人行動しないこと!」
SC「次、ドギョマ」
DK「勝手な行動しないこと!」
SC「最後に、ジョンハナ」
JH「特にキーはお兄さん達の言うことをよく聞くこと!」
SC「オッケー!完璧!これをよく守ること!」
「「はーい!」」
『…え?なんでわたしだけ名指し…??』

みんな当たり前かのような反応を見せていて、わたしだけはてなマークが浮かんでいることがおかしいかのようだ。人間、ダメと言われればやりたくなるもので。

『あっちに行ってきて良い?』
DN「ダメですよ。今日は僕もヌナのオッパなので、僕の言うことも聞いてくださいね」
『…意地悪』
SG「そんな可愛い顔してもダメなものはダメだからね。今日はヌナがSEVENTEENのマンネだよ」

この人達にはやっぱり敵わないみたいです。

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設定タグ:SEVENTEEN , 紅一点 , ドギョム   
作品ジャンル:タレント
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作者名:柚紀 | 作成日時:2022年3月1日 5時

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