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ほぼほぼ抱っこするような形でキーの部屋に連れ帰り、まだ『歯磨き…』というキーに歯ブラシを渡せば、『ドギョミもしてよ』と共有されて何故か2人並んで歯磨きをしているこの光景が面白い。歯磨き中、グラグラとキーの頭が揺れて目は殆ど閉じかかったままだけど、しっかりと歯磨きはしていて、その様子が面白くて動画を回した。後でグループトークにでも送っておこう。
DK「ん、終わり!ゆっくり寝てね」
キーをベッドに寝かせて、布団も掛けて部屋の電気を消そうと「おやすみ、キーヤ」、軽く頭を撫でた後立ち上がろうとすれば、腕に手が伸びてきて、『ソクミナ』と小さく呟かれた僕の名前。
『まだここに居て?ダメ?』
寝ぼけ眼のようなポヤポヤとした瞳は真っ直ぐに僕を捉えていて、思わず息を呑んでしまう。ダメなわけない、ダメなわけはないんだけど。ああ、もうほんとに。僕が我慢していることなんてきっと知る由もないんだよな、この子は。
いつだってそうだった。気を利かせた(いや、僕たちに何かがあっては困ると思っている人も少なからずはいると思うけど)スタッフさん達が、キーにはいつもホテルの1人部屋を用意していたけど、決まって朝になればウォヌやエスクプスの部屋に居て、なんでかと聞けば“みんなと一緒の方が楽しいから“だとその時は言っていたけど、実際は寂しかったからで、キーは1人で居るのが苦手なのだと僕たちは知っている。
DK「ううん、ダメじゃないよ。いっしょにいる。だからゆっくり眠って」
小さい子供をあやすようにゆっくりとトントンとリズムを刻んでいると自然に瞼が閉じてくる。それでも何回も僕の存在がそこにいることを確認するように何度も開けて閉じてを繰り返していた。
DK「僕はずっとAのそばに居るよ。安心して」
『ソクミナ…、サランへ…』
目を閉じて、蚊の鳴くような、もはや消えてしまいそうな声で小さく呟かれたその言葉にまた息を呑んだ。当の本人はまたそんなことに気づかず、直に寝息が聞こえてくる。布団をかけ直して立ち上がろうとしたら、ああ、やられた。しっかりと掴まれた僕の袖。掴まれてしまったら仕方ないなんて言い訳だ。僕だってここに居たい、それが本音で。
明日誰かにバレてしまったら怒られるだろうか。それともキーが怒るだろうか。朝方に抜け出せば分からないかな。なんだっていいや。これも気付くことがないだろう、そう信じておでこに小さく口付けて隣へ潜り込んでみた。
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yz_dk_(プロフ) - エルさん» エル様 やっとここまでやってきました!!!ソクミナ〜!ファイティン〜!!!!初心すぎる2人をどうぞこれからもよろしくお願いします(^ ^)! (2022年9月20日 9時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
yz_dk_(プロフ) - はぴはぴさん» はぴはぴ様 お待たせしました!ドギョムとのターンです^_^楽しんでいただけると幸いです♡! (2022年9月20日 9時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - よし!ソクミナ、ファイティン(^_^)vがんばれ、ポッポまで!あ、ほっぺね❤︎←ちがっ笑 (2022年9月20日 2時) (
レス) @page47 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
はぴはぴ - そろそろドギョムとのお話待ってます...♡ (2022年9月18日 3時) (
レス) @page45 id: d250ae6d95 (このIDを非表示/違反報告)
yz_dk_(プロフ) - ぽっぷさん» ぽっぷ様 コメントありがとうございます(^_^)♡わたし自身も書きながら絶妙な距離感の2人にいつももどかしくなりながらも、ひっそりと応援してしまう1人です…(笑)どうぞこれからも微妙な距離感の2人を始め、登場人物達をたくさん愛してくださると嬉しいです! (2022年9月11日 10時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚紀
| 作成日時:2022年7月19日 11時


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