story82 ページ34
隆平side
章ちゃんから電話が来たのは、
当直明けでもう一仕事してから帰ろうか…
なんて思うてたときやった。
慌てて荷物をまとめて着替えて
タクシーに飛び乗り家路を急ぐ。
隆「Aっ!!」
「…っ…りゅ、くんっ…(涙)」
章『マル！着いた？』
隆「おん！今着いた！
A〜よう頑張ったなぁっ！
隆くん来たからもう大丈夫やで〜！」
「んっ…ごめっ…(泣)」
床にうずくまるAの側には
Aのものと思われる嘔吐物。
(……これは…)
章『マル！簡単でええから様子教えて！』
隆「章ちゃん…
A、イレウスかもしらん。」
その色から、そしてAの症状から
頭に浮かんだ病名が一つ。
章『イレウス？！』
隆「嘔吐物の色が、それっぽい。
A、ちょーっとお腹触らしてな〜」
「うっ…いたっ…うぅっ…(泣)」
隆「…うん、多分間違いなさそう。」
章『なんで、イレウスなんか…』
隆「お腹の違和感訴え始めたのは
今日の朝からやんね？」
章『おん、そうやと思うけど…』
だったら、まだそんなに時間は経ってない。
すぐに病院に行って処置すれば…。
隆「すぐ連れてくから！
レントゲンとCT撮れるようにしといて？」
章『了解…っ…頼むな、マル。』
章ちゃんとの通話を切って、
隆「A〜一緒に病院行こな？
章ちゃん待っててくれてるから。
大丈夫やから、ね。泣かんの(撫」
「んっ…ｸﾞｽｯ…りゅう、くっ…(泣)」
隆「もう一人にせーへんからね。
大丈夫。隆くんずっと一緒におるよ^^」
Aの身体を抱き上げて、
家の前で待ってもらってた
タクシーにもう一度乗り込む。
今から救急車呼ぶよりは
確実にこっちの方が早いから。
隆「気持ち悪くなったら
我慢せんと吐いてええからな。
もう少し…もう少し頑張りや…っ…」ｷﾞｭｯ
お腹の痛みからか、額は汗でぐっしょり。
一人でお家におった間、
どれだけ不安やったろ…。
こんなに弱ってるAは
久しぶりに見た。
隆「すいません、お会計これで！
お釣いらんから！」
タクシーの運転手さんに
確実に足りるやろって金額を適当に渡して、
Aを抱えて病院に駆け込む。
隆「章ちゃんっ！」
章「マル！とりあえずそこ寝かせよ！
ルート取って、採血して輸液繋いでから
検査回るわ！」
隆「了解っ」
イレウスは章ちゃんの専門分野やから…
章ちゃんに任せれば絶対大丈夫や。
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琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» こちらの気持ちまで、気にかけてくださってありがとうございます（泣）また(^-^)/ (2019年10月31日 10時) (
レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ これにまで返信頂けるなんてm(_ _)m『私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…』なんて…そう書いてくださって（泣）ありがとうございます！ (2019年10月31日 10時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 琴子さん» そんなに気になさらなくて大丈夫ですよ(゜゜;)！私も送れなかったり、お返事遅れたりすることありますし…。話せるときに、話せることだけで大丈夫なので。本当に気にしないでくださいね(>_<)！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ゆっくりお話したいと思っているうちに日々過ぎてしまいました。内容の時間は過ぎてしまいましたがお送りしたいと思っています。お送りする時にまたお知らせします。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» おはようございます。（早くにすみません。）いいえ、ありがとうございます！そう書いてくださって嬉しいです…そして本当にごめんなさい…。 (2019年10月25日 6時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年7月7日 13時
