story521〜お友達とのいざこざ ページ37
心陽side
高校に入学して半年、
もう高校生活にも慣れて
楽しく日々を送ってた。
心「おはよー」
今日もいつも通り一日が始まる…
そう思っていたんだけど。
夢「…っ…行こ、玲奈。」
玲「う、うん……」
心「えっ…」
朝夢花と玲奈に挨拶したら
夢花には無視されて…
玲奈にも目線を逸らされて
二人ともどこかに行ってしまった。
(……何で…私、何かした…？)
夢花が怒ってるのは
何となく雰囲気で分かったけど、
その原因に心当たりはなく…
モヤっとした気持ちのまま
仕方なく自分の席に座った。
流「安田さん、おはよ〜」
心「…おはよ、大西くん。」
この前席替えがあって、
入学当初の男女で分かれた席から
くじ引きで男女ぐちゃぐちゃになって。
私は窓側の後ろから二番目の席が
すごく気に入ってたし、
すぐ後ろに夢花もいたから…
席替えがすごく憂鬱だった。
案の定引いたクジは
廊下側から二列目の前から二番目、
しかも周りに仲良い子が誰もいないという
最悪な席で。
その時に
「俺いっこ前出ただけや〜(笑)」
って話しかけてくれたのが
今隣の席の大西流星くんだった。
パパや隆くんと同じ関西弁だし、
何より夢花が大西くんのことが好きだって
ずっと言ってたから、存在は知っていたけど
今まで関わることはほとんどなかった。
でもうまくいけば大西くんと夢花を
近づけることができるかも…って思って、
人見知りながら仲良くなろうと
努力してる最中だった。
流「…何かあったん？」
心「えっ…」
流「一人でいるの珍しいなぁって。」
心「う、ん……私もよく分かんなくて…」
流「何かあったら相談のるよ？」
心「っ、ありがとう…
とりあえず大丈夫！」
流「…そっか^^」
その日は結局一日中
夢花たちには近付けなくて一人で過ごした。
放課後、帰ろうと玄関に向かうと
靴箱のところに玲奈がいて。
心「玲奈……」
玲「…ちょっとだけ、時間いい？」
心「うん…
ねぇ…夢花、何で怒ってるの…？」
玲「…心陽が夢花の悪口言ってたって…
大西くんのことが好きだってことも
心陽が言いふらしてるって…
昨日、SNSに書き込みされてて…」
心「はぁ？！何それ！！
そんなことしてない！！」
玲「…私もそうだと思ってるよ？
でも…席替えしてからさ、
心陽、大西くんと仲良いじゃん…？
それも気に入らないみたいで…」
心「そんな…私は夢花のために…っ…」
何でそんなこと…(涙)
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∞ゆず丸∞(プロフ) - りのさん» お読みいただきありがとうございました！そう言っていただけて嬉しいですー(><)！これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2021年3月1日 20時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - nさん» お読みいただきありがとうございました！他の方にも何度かお返事してるんですが、今の所心陽ちゃんの他に子供を増やす予定はありません…。もし書くとしたらこのお話を閉じる時…一番最後かなぁと思ってます(._.)申し訳ありません…。 (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まっしゅさん» まっしゅさんいつもお読みいただきありがとうございます！高校生編、手探りでの更新でしたが、楽しんでいただけたようで安心しました(><)これからもぜひよろしくお願い致します(^^)！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - もう！読んでて最高でした！！続きも楽しみです！ (2021年3月1日 2時) (レス) id: 05415d43eb (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 高校生の心陽ちゃんも可愛かったです！幼稚園児になってからでも、いつでもどのタイミングでも構わないのですが、心陽ちゃんに妹・弟が出来て嫉妬(?)赤ちゃん返りしちゃう心陽ちゃんがいたら可愛いなあと思ってます。いつも素敵なお話ありがとうございます。 (2021年2月28日 2時) (レス) id: aceea15e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年1月11日 21時
