story511 ページ27
あなたside
心「ママ……ちょっと、いい…？」
「…うん。」
あまりこっちから急かすのもなぁって思って
心陽から話してくれるのを待ってた。
章ちゃんも気にしてはいたけど、
特にその話題に触れることはなくて。
ちょうど生理が終わったかな？
ってくらいのタイミングで
夜に心陽に呼ばれて…
心「あの、ね……病院、行こうかなって…」
「…うん。」
心「それでね……ママに聞きたくて…
たっちょんって、診察も優しい…？
痛くないようにしてくれる…？(涙)」
「ふふ…たっちょん先生が優しいの、
心陽もよく知ってるでしょう？
ずっと優しくて丁寧だし
怖い気持ちも恥ずかしい気持ちも
全部分かってくれるよ。」
心「ん……そっか…(涙)」
「…たっちょん先生にお願いする？」
心「…まだ、迷ってて…っ…
やっぱり恥しいなって思うし…」
「うん……そっか…。
じゃあさ、それもたっちょん先生に
相談してみようか。」
心「え…」
「心陽の今の気持ち、全部話してみよう？
きっと、全部受け止めてくれた上で
一番いい方法考えてくれるよ。」
心「うん……そうする…」
悩んで悩んでここまで決めて、
勇気出して伝えてくれたんだね。
…偉いね、心陽。
「…自分で連絡できる？」
心「っ…最初は、ママがしてっ…」
「分かった、いいよ(笑)」
”話があって、今電話してもいいですか？”
ってメッセージを送ったら
すぐにたっちょん先生の方から
電話がかかってきた。
「…もしもし。」
忠『もしもし、Aちゃん？
どないした？』
「うん……あのね。
心陽のことで相談があって…」
今までの経緯を簡単に説明して。
隣に座る心陽は
不安そうな顔でうつむいてる。
忠『うん……なるほどなぁ。
心陽ちゃんも
もうそんな歳になったんやな〜』
「うん…早いよね。」
ついこの前まで小さかったのに…。
忠『…今、心陽ちゃん傍にいるん？』
「うん、います。」
忠『電話代われる？』
「うん……
心陽、たっちょん先生が代わって、って。」
心「えっ……や、やだっ…(涙)」
「大丈夫だよ。
思ってること話してごらん？」
心「でもっ……(涙)」
心陽とそんなやり取りしてる間に、
忠『心陽ちゃーん、
そんな拒否されたら寂しいてー(笑)』
ってたっちょん先生の声が聞こえて。
心「…っ、…」
そっとスマホを耳にあてた心陽に
もう大丈夫だね、って胸をなでおろした。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - りのさん» お読みいただきありがとうございました！そう言っていただけて嬉しいですー(><)！これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2021年3月1日 20時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - nさん» お読みいただきありがとうございました！他の方にも何度かお返事してるんですが、今の所心陽ちゃんの他に子供を増やす予定はありません…。もし書くとしたらこのお話を閉じる時…一番最後かなぁと思ってます(._.)申し訳ありません…。 (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まっしゅさん» まっしゅさんいつもお読みいただきありがとうございます！高校生編、手探りでの更新でしたが、楽しんでいただけたようで安心しました(><)これからもぜひよろしくお願い致します(^^)！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - もう！読んでて最高でした！！続きも楽しみです！ (2021年3月1日 2時) (レス) id: 05415d43eb (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 高校生の心陽ちゃんも可愛かったです！幼稚園児になってからでも、いつでもどのタイミングでも構わないのですが、心陽ちゃんに妹・弟が出来て嫉妬(?)赤ちゃん返りしちゃう心陽ちゃんがいたら可愛いなあと思ってます。いつも素敵なお話ありがとうございます。 (2021年2月28日 2時) (レス) id: aceea15e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年1月11日 21時
