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あなたside
翔「プリントを届けに行くって言ったら
一緒に行きたいって言ってくれて…」
「…心陽呼んで来ますね。
ちょっと待っててください。」
今心陽をお友達に会わせるのが
良いことなのか…
分からないけど、きっと櫻井先生には
何か考えがあるはず。
「心陽、入るね。
…櫻井先生来てくれたよ。
それと、お友達も。」
心「……お友達…？」
「名前、何て言ってたかな…
夢花ちゃんとれなちゃん？れいなちゃん？」
心「夢花ちゃんとれなちゃん…」
「先生、少しでいいから心陽の顔見たいって。
一緒に行こう？」
心「うん…」
心陽は恥ずかしいのか、
ずっと私の後ろに隠れるようにして歩いてる。
夢「あっ…心陽ちゃん！」
心「…っ、…」
翔「…安田さん、久しぶり^^」
心「櫻井先生…」
私は後ろに隠れる心陽の背中を押して
前に出した。
翔「良かった…
思ってたよりも顔色良さそうだね。」
心「ずっと休んじゃって、すいません…っ…」
翔「体調は仕方ないよ。
別に説教しにきたんじゃないからさ、
そんな怯えないで(笑)」
心「…っ…すいません…(涙)」
櫻井先生は緊張した面持ちの
二人の女の子の背中をそっと押した。
夢「心陽ちゃんっ…
せっかく友達になったのに、
心陽ちゃんいなくて寂しいよ…
また一緒にお弁当食べよう？
早く元気になってっ…」
心「夢花ちゃん…(涙)」
玲「心陽ちゃんが学校来るの
ずっと待ってるよ！
だから早く治して元気になって
たくさんおしゃべりしよう？
まだ心陽ちゃんの知らないこと
たくさんあるからっ…」
心「っ…玲菜ちゃん…(涙)」
翔「…何も心配しなくて大丈夫だよ。
みんな心陽さんのこと待ってるから。
だから、しっかり治して
また元気に登校して来てください。
待ってるからね。」
心「ｸﾞｽｯ…ありがとうございますっ…
夢花ちゃんと玲菜ちゃんも
ありがとうっ…(涙)」
櫻井先生のおかげで
不安が解消された心陽は、
その日から順調に回復していって…
数日後には久しぶりに学校に行けた。
章「櫻井先生、ほんまにええ先生やな。」
「うん…
心陽のお友達も良い子そうだったよ。」
心「パパ！ママ！行ってきます！」
「はーい、行ってらっしゃい^^」
章「転ばんようになぁ！」
元気に家を出る姿が見れることが
こんなに幸せなんだって…改めて実感した。
元気になって良かったね、心陽…。
発熱、喘息 end
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∞ゆず丸∞(プロフ) - りのさん» お読みいただきありがとうございました！そう言っていただけて嬉しいですー(><)！これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2021年3月1日 20時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - nさん» お読みいただきありがとうございました！他の方にも何度かお返事してるんですが、今の所心陽ちゃんの他に子供を増やす予定はありません…。もし書くとしたらこのお話を閉じる時…一番最後かなぁと思ってます(._.)申し訳ありません…。 (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まっしゅさん» まっしゅさんいつもお読みいただきありがとうございます！高校生編、手探りでの更新でしたが、楽しんでいただけたようで安心しました(><)これからもぜひよろしくお願い致します(^^)！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - もう！読んでて最高でした！！続きも楽しみです！ (2021年3月1日 2時) (レス) id: 05415d43eb (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 高校生の心陽ちゃんも可愛かったです！幼稚園児になってからでも、いつでもどのタイミングでも構わないのですが、心陽ちゃんに妹・弟が出来て嫉妬(?)赤ちゃん返りしちゃう心陽ちゃんがいたら可愛いなあと思ってます。いつも素敵なお話ありがとうございます。 (2021年2月28日 2時) (レス) id: aceea15e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年1月11日 21時
