story33 ページ34
あなたside
「隆くんはカンファレンスがあるって…
章ちゃんはさっきまで一緒にいたんだけど
電話で呼び出されちゃって…っ」
横「…そかそか。
頑張ったな、お母さん(撫」
ヨコちょ先生が心陽よりも先に
私の頭をくしゃっと撫でてくれて。
その優しさにまた泣きそうになったけど、
私が弱ってるわけにはいかない。
これから心陽の診察を
してもらわないといけないんだから…。
「…ほら、心陽。
ヨコちょ先生来てくれたよ？」
心「んんっ…よこぉ…っ…(涙)」
心陽は物心ついた時からずっと、
ヨコちょ先生とすばる先生のことは
"よこ""すば" て呼び捨てっぽい感じで
呼んでて…
少し大きくなって、すばる先生のことは
"すば"から"すばくん"になったけど、
何故かヨコちょ先生は"よこ"のまま。
"ゆうくん"って呼ばせようとしてみたけど
全然定着しなくて…。
横「心陽ちゃん、
お耳痛くなってもーたんやって？」
心「んっ…おみみ…っ…たいの…(涙)」
心陽が自分から"痛い"っていう時は
よっぽど痛いとき。
横「可哀想にな…
お耳痛いの治したげるから、
よこにお耳診せてくれる？」
心「やぁやっ…(涙)」
痛いのは取ってほしいけど、診察は嫌…
心陽の気持ちはすごくよく分かる。
横「…ヤス、すぐ戻ってくるって言うてた？」
「…落ち着いたら戻ってくるって。
無理しないで、戻ってくるの待ってて
って言ってたけど…私が押さえてるから
ヨコちょ先生、診察お願いします。」
心陽のママは私だもん…
診察だけなら、私だけでなんとか…。
横「…とりあえず、やってみよか。
無理そうやったら、ヤス待とう。」
久しぶりに入る耳鼻科の診察室。
私が診察されるわけじゃないのに、
やっぱりこの雰囲気は緊張しちゃう…。
横「ほな…
心陽ちゃん抱っこしたまま、
そこに座ってもろてええ？」
「う、うん…」
心「やっ…ままっ……やぁ〜っ(泣)」
「大丈夫、大丈夫…っ…
ヨコちょ先生にお耳痛いの
診てもらおうね？(撫」
心「んぐっ…やなの〜っ(泣)」
"怖くないよ"なんて…
そんな言葉、私には言えない。
だってもし私が心陽の立場だったら…
絶対怖くて泣いてるもん。
「怖いね…ごめんね…
でも、ほら、見て？
いつもと同じヨコちょ先生だよ。
怖い人誰もいないからね。(撫」
心「んんっ…ぐすっ…よこぉ…っ…(泣)」
何とか、章ちゃんが戻る前に
診察だけでもできるといいんだけど…。
ラッキーカラー
あずきいろ
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆりちぱさん» ゆりちぱさんならきっと、私よりリアルに想像できちゃいますよね…(><) 緊張しちゃって常にバイタル異常出そうです…笑← (2019年7月4日 21時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - ゆぁぁぁぁあ！章ちゃん、やばいっすね、、今心臓ばくばくしてます笑笑こんなお医者さんいたらど緊張してしまいますね・・・笑 (2019年7月2日 21時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - そんなー！こちらこそありがとうございます（ ; ; ）癒されまくってますよ！！！笑 (2019年6月27日 21時) (レス) id: 6a5ff5c9be (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆりちぱさん» ゆりちぱさん…ご自身のことで大変な中、本当にいつもありがとうございます(;_;)最近安くんが出て来るお話書くときは、いかにゆりちぱさんに癒しをお届けできるかということで頭がいっぱいです(笑) (2019年6月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - じゅりさん» リクエストありがとうございます。子供を増やしてしまうと、これからのお話が作りにくくなるというか…書き分けできる能力が私にはないので、子供をこれ以上増やす予定はありません…ごめんなさい(;_;) (2019年6月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年4月7日 20時
