心配性18 ページ19
私とかっちゃんが付き合い始めてから
休み明け数日後の出来事
いつも通りかっちゃんと一緒に
教室へ入るとみんなが近寄ってきた
「ねぇ、Aちゃん、爆豪ちゃんと
付き合ってるそうね」
「癒優付き合ってるのかよぉ！！
おいら狙ってたのに……」
「爆豪！！お前ら付き合ってたんだな！」
一斉にみんなが話しかけてきて
何を言っているのかわからない
「ち、ちょっと…！
私は聖徳太子じゃな「うるせぇぇぇ！！」」
……私の渾身の聖徳太子ネタはかっちゃんの
怒声によってかき消された。
「Aが困ってんだろーが！！
つーか、Aのこと狙ってたとか
ほざいてる奴は誰だオイ！！」
ブッコロス……だなんて物騒なことを
呟いているかっちゃんに思わず苦笑する
さっきから
峰田くんがブルブルと震えているから
言ったのは彼だろうけどそっとしておこう…
するとその時教室の扉が開いた
「あ、おはよう！
Aちゃん…と、かっちゃん」
するとかっちゃんは自分の席へと
行ってしまった
「…っおはよう！出久！！
この前の誕生日会、ありがとう！」
すると出久は
「全部計画してくれた
Aちゃんのお陰だよ」と言って
にこりと微笑んだ
「(ぐぅ…天使……！！！)」
「……Aちゃん？？」
あっ、…出久親衛隊((自称))の
団長として恥じぬ対応をしないと…！
「ご、ごめんね出久！！
少し考えごとしてたから！！」
すると横から梅雨ちゃんが顔を出した
「ケロケロ、緑谷ちゃんは
Aちゃんの話聞いたのかしら？？」
「Aちゃんの？」
「そうよ、爆豪ちゃんと付き合『みんな！
先生が来られるから席に着くんだ！』」
ちょうど飯田くんがみんなに声掛けをし
話は中断されてしまった
『わーたーしーがー！！
普通にドアから来た！！！』
「(うわぁ…、オールマイトだ…！！
さすが、画風から違うなぁ！！)」
オールマイトを直接見るのはこれが
初めてでとても感動していた
「……おい、…A聞いてんのか！！」
「っうわ！かっちゃん！！…あれ
オールマイトは？？」
「お前話聞いてなかったのかよ……
戦闘訓練だよ！！戦闘訓練！！」
はよ着替えろ！！着替えたらグラウンド！！
なんてかっちゃんに急かされながら
急いで要望したコスチュームに着替える
「(…オールマイトだ！！)」
『自覚するのだ！今日から自分は
ヒーローなんだと！！』
《さぁ！！始めようか有精卵共！！》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 334人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みりん | 作成日時：2019年4月10日 22時
