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side赤
出会って8ヶ月。
新卒営業マンとして先輩の後ろにくっついて俺の会社に取引先として来た慎太郎。
その担当の一人が俺で、歳が近いこともあってすぐに意気投合した。
仕事終わりにご飯どうなんて誘って酔っ払った彼を見たとき、仕事のときには見られない、可愛さと色気に俺は見事に堕ちた。
それから一方的にアタックし続けた末、付き合うことになったのが半年前。
新人で仕事を覚えるのに忙しくしている慎太郎と、土日は割としっかり休みつつ程々の仕事量をこなしている俺。
おかげでお互いの休みはあまり合わなくて、付き合ってからもご飯を食べに行くだけだったり電話だけだったりと、あまり変わらない関係だったようにも思う。
それでも、たまの休みが被った日には会いに行って抱き締めたし、夏の終わりには2人で遅めの夏休みを数日取り、時期はズレたけどお互いの誕生日を祝ったりデートしたり家でのんびりしたりして、俺たちなりに愛を育んできた。
そのつもりだったけど、日に日に好きが増すからこんな生活には正直満足はしていなくて、どうしようかと考えた結果がこれだ。
「慎太郎、一緒に暮らさない？」
「え？」
「お互い忙しくてなかなか会えないじゃん。でもほんとは毎日顔が見たい。声が聞きたい。好きだって抱き締めたい。慎太郎は、俺と同じ気持ちでいてくれてる？」
「･･･うん、俺も、もっとジェシーと一緒にいたいよ。キスとかその先のことだって･･･」
「っ･･･」
いつもは恥ずかしがるのにガラス越しに目を合わせて真剣に伝えてくれる慎太郎に、思わずこっちを向かせて今度は正面から抱き締めた。
「一緒に暮らそう」
「うん。･･･ジェシー。好き」
「俺も好き、大好き。･･･愛してる」
シャワーを浴び、生まれたままの姿でベッドに横たわる慎太郎に覆い被さって見下ろす。
筋肉で所々盛り上がったその上半身を、上から下へ指先で触れる。
身を捩らせるのはきっと無意識。
そんな慎太郎の目は既に欲望に満ちていた。
「綺麗だよ、慎太郎」
「っ･･･」
「クリスマスプレゼント、俺からの愛、こぼさないで全部受け取ってね？」
「うん。俺からもいっぱいあげるから、受け止めて」
そう言って俺の首に手をかけたのを合図に、その赤い唇に甘い甘いキスを落とした。
これから何度だって愛を伝え合って、ずっとずっと一緒にいよう。
今日も、これからも、愛してるよ。
「慎太郎、Merry Christmas」
Fin.
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彩佑実(プロフ) - (かな名前)さん» コメントありがとうございます。パスワードを解読後、スクロールして頂きますと、下の方に◎と○の付いた文章がありそちらが条件となります。ご理解、ご協力頂いた後フォロリクを送って頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。 (2022年6月10日 19時) (
レス) id: ca4215401f (このIDを非表示/違反報告)
(かな名前)(プロフ) - コメント失礼します。Twitterの必読を見たのですが条件ってどこに書いてありますか？ (2022年6月10日 19時) (レス) @page49 id: 937383c613 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - けーた。さん» けーた。さん、初めまして。コメントまで下さりありがとうございます。私も末ズのときの緑くんが好きなので早い段階で書こうと決めていました。楽しんで頂けてとても嬉しいです。不定期となりますが、これからも何卒よろしくお願いします:) (2021年11月30日 22時) (レス) id: 22c3e91f96 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - 初めましてで失礼します。緑くんが絡むお話が好きでお邪魔しました。実は他に推しCPがあるのですが赤くんとの時は右側の緑くんすごく好きでして。お話、とても楽しませて頂きました。これからも素敵なお話楽しみにしています✻ (2021年11月30日 21時) (レス) @page8 id: 857c9b8bce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩佑実 | 作成日時：2021年11月27日 23時
