【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ８【愛され】

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無事(?)そうめんも茹で上がり、ガラスの皿に氷と一緒に盛り付ける。

切った薬味を乗せた皿と合わせ持って、｢Aこれ持ってくぞ。｣と運んでくれる鈴木。

流石、気の使いようだけは、Aの知っている限りトップレベルの男。

こういう男前なところが、ファンにも伝わって人気なのだろう。


そんな鈴木をひとりじめできる自分に、
優越感を覚えたり。


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｢っはい、出来ました！｣

｢おー。｣



前に知り合いのスタッフさんから貰ったちょっと高級な麺つゆを二つのお皿に入れて、完成だ。

茹でた麺をすぐに氷水に入れたから、麺に締りが出て美味しいはずである。

二人で席について、にぃっと目を合わせる。



｢｢いただきます。/！｣｣

｢…んー美味し。あ そこの揚げ玉取ってください。｣

鈴｢ん。俺そこのねぎほしい。｣

｢はい。｣

鈴｢たまにそうめん食べるのもいいな。俺まだ今年食べてなかったかも。｣

｢お歳暮で結構頂いちゃったんで、たくさん食べてって下さい。｣

鈴｢ん。あA仕事何時から？｣

｢あーっと、19時スタジオ入です。｣

鈴｢俺18時くらいなんだけど、それまでここいていい？場所こっから行く方が近くてさ。｣

｢全然いーですよ。私も暇ですし。｣

鈴｢ありがと。｣



…この時、二人は同じことを思っていた。
全く、同じことを思っていた。

思った以上に単純思考な二人は、考える事も似るらしい。


”新婚みたいじゃね？”、と。


それを意識すると絶対顔に出るから、意地でも考えないようにしているけど。









｢…暑いですね。｣


鈴｢…おぅ。｣





夏終わりに流れる、
一滴の汗。


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最近、Instagramの声優垢を作ったらそっちばかり見ちゃったのと、
体調崩し続きで更新できてませんでした；；

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