・同じ色 ページ14
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教室の前で立たされてる俺と傑。
立たされてるというか、着替えるから外で待っとけと言われて待ってるとこ。
「なー遅くね?」
「遅いね。」
いつもならすぐ着替えて教室に入れてくれるのに今日は一段と遅かった。
「なにしてる、早く教室入れ。」
「まだ着替えてんだよ。」
次の授業のために夜蛾センまで来て3人で待ってる。
それにしても遅い。
中からは硝子とAの話し声が聞こえる。
「ボイコットだったりして。」
「はー?なんだよそれ。」
「授業受けたくないからわざと着替え長引かせてるとか?」
傑がそんなこと言い出すから夜蛾センの顔がちょっと怖くなった。
「おい正気か!開けて着替え中だったらどーすんだよ!中にはAもいんだぞ!」
「どうせ着替えは済んでるだろう、邪魔するな。」
教室の扉に手をかける夜蛾センを阻止する。
ダメだ、Aの下着姿はこいつらに見せらんねぇ。
「わかった、俺が開けて確認するからお前ら後ろ向け。」
硝子が着替えてるかも、って考えたけど見なきゃいい話だ。俺はAにしか興味ない!
傑と夜蛾センが後ろを向いた事を確認して扉を開けた。
「開けんなクズ。」
上はブラウス、下はパンツ姿のA。
足に怪我したのか硝子に治療してもらっていた。
「A、水色……」
『見ないでよ。』
「いいだろ。どうせ見んだから。」
「これ五条の目と同じ色らしいよ。」
『ちょっとそれ内緒にしてって言ったじゃん。』
まじか……
ブラウスにパンツ、しかも見た事ないやつ。そして俺と同じ色。
頭がパンクする。Aってこんな可愛いかったっけ???
可愛かったな、毎日可愛いし。いや今日はいつもより可愛い。
「おい入ってくんな!」
「上も見せろ。」
「ゴミかお前は。」
ブラウスを引っ張って上から覗いた。
あ〜〜〜上下お揃いか〜〜尊い。
『もう、出て行ってよ。』
硝子に追い出されて、また扉が閉められた。
「水色なんだ。」
「お前…なんでそれを!」
「悟の声がでかい。」
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ほわ - こういうのが見たかったんですよ! (2022年4月6日 8時) (レス) @page11 id: cda43d2229 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - とっても幸せな世界観でした♡♡ (2022年2月15日 11時) (レス) @page34 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - riyaさん» ありがとうございます(^O^)もっとキュンキュンしてもらえるように頑張って書き進めていきたいと思います! (2021年9月28日 20時) (レス) id: 1b6f6e5afa (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - キュンキュンします。ごじょるの好感度MAXです。 (2021年9月27日 13時) (レス) @page30 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - GUMIさん» ありがとうございます! (2021年9月22日 13時) (レス) id: 059a3ecc89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまこ | 作成日時:2021年9月5日 9時