・ ページ5
・
緑「っあ、やぁ……も、あか…んっ」
何度も何度も寸止めされて、自分がぐちゃぐちゃになっているのが解る。
汚したらあかんからね、とお互いに付けられた薄い膜。
早く出してしまいたくて苦しくて、苦しくて。
赤「んは、ヨダレ垂れとる…真面目でキッチリしとる神ちゃんのこんな姿…誰も想像つかへんやろなぁ」
ふわふわとした意識の中、シゲの言葉が宙を舞う。
ぺろ、と自分の口の端から垂れているであろう涎を舐め取られてそのまま口付けられればもどかしくて。
緑「おねがいっ、しげぇ…も、いれて……」
赤「もう前も後ろもとろとろやもんな、足もずぅっと擦り合わせて…かわい…ん、いくで」
両手をぎゅっと繋いだまま、快感と共に一気に奥まで入ってくる彼。
緑「っあ、ぅ…」
赤「ん…は、とろっとろ…少しでも動いたらもってかれる、っ」
動かず、ぎゅうっと抱きしめられればそれだけで気持ちよくて。
赤「っ、ナカ締めんといて…っ」
緑「しらん、しらんっ、勝手に……やって、しげ、が…きてくれて、うれしっ……」
赤「あほ……っこれ以上かわええ事言うな…我慢できひん、」
きっと俺の顔は涎やら涙やらでぐっちゃぐちゃ。おまけに目隠しまでしてきっとだらしないヘンタイ。
それでもかわええかわええ、と抱きしめながら髪を撫でてくれる。
その行動に安心して少しの間快感から逃れれば、すぐに引き戻されるように急に打ち付けられた腰。
緑「あっ、う……ぁ…やあ、」
赤「嫌やないやろ…っ小説なんかより…もっとすごいんやもんな俺ら…なぁ、神ちゃん……っ、」
強く腰を打ち付けられて、快感だけに頭が支配されれば返事なんて出来なくて。
首を横に振って、ただただ嬌声を漏らすことしか出来ない。
緑「ッあ、あかん、いく……いっ…しげぇ、」
赤「俺も……かみちゃ…っ、出る…っ」
お互い欲を吐き出してぐだっとシゲが俺の上に倒れ込む。
汗ばんだ身体同士がくっ付くのも心地よくて。
そっと抜かれればまた声が漏れて、視界が明るくなる。
緑「…えへ、しげ…しげのかお、みえた……」
赤「ああ、アカン…神ちゃん、次は見つめ合いながら、やな」
まだまだ続く、甘くて苦しくて、愛おしい2人だけの時間。
ファンのみんなも、メンバーさえも想像つかないような
俺らの秘密のホントの話。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：だてこーん | 作成日時：2024年2月17日 16時
