*〜8話 ページ9
貴女「屋上で食べようと思って。」
チラッと横を見れば、これまた身長の高い男の人がいた
冬弥「…俺は、青柳冬弥です。朝比奈さんですよね?」
貴女「あ、貴方が青柳くんですね…
はい、朝比奈Aと言います。」
冬弥「同い年なら、敬語を抜いて話しましょう。」
貴女「あ…じゃあ…」
冬弥くんって呼ぶね。と言うと顔を明るくした。
犬みたいな子……
2人とも屋上で食べるみたいだったので、ついでに私も一緒にさせてもらうことにした。
ベンチに座り、お弁当を食べているとスマホに着信が入る。見てみると前くんだった。
電話に出ると、今日の放課後生徒会の仕事があったけれど、運動部の投げた球がガラスにあたり、デスクも同時に壊れてしまった為、片付けと修理を兼ねて一週間使えないとの事だった。
急ぎの仕事はないからと、先生から休みをもらったとの事。ただ、書記の私と会長で、生徒会室が立ち入り禁止になった詳細を生徒に伝える為に書類を作らないといけないらしい。
会長が今日は休みなので、代わりに副会長の前くんが呼ばれたのだ。
急いでお弁当を片付け、2人にそれを伝えて扉を開ける。冬弥くんに、また一緒に食べよう。と言われたので、うん、楽しみにしてるね!と返事をする。
教室に戻り、鞄にお弁当を直す。
ポケットに触れると、何時もあるはずのスマホがなかった。バタバタ屋上へ取りに戻り、預かってくれていた2人にありがとうと伝える
階段を降りようとすると、誰かが上がってきているのがわかった。…天馬先輩と、神代先輩、そして草薙さんと…もう一人の女の子。
少し、嫌だなと思った。折角の誘いを断ったのに
出くわすなんて…
そう思っていると、扉が開き、彰人くん達が出てくる
彰人「?何してんだ?」
貴女「あ…ううん、何でもないよ。」
冬弥「少し顔色が悪いようだが…」
心配そうに聞いてくる冬弥くん。体調はいたって普通。いうなれば、すぐそこに居る4人に対して気まずさを持っているだけ。
2人が下へ行くなら、一緒に行かせてもらおう。
階段の方を向けば、丁度上がってきた先輩と目があった
司「!あさひ…」
冬弥「司先輩、こんにちは。」
嬉しそうに司に近寄る冬弥。彰人がげっ…と嫌そうな顔をする。
彰人「A、早く行くぞ。」
面倒事に巻き込まれなくないのか、私の手を掴んで逃げようとする彰人くん。
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梅(プロフ) - 豆腐ちゃんさん» 豆腐ちゃんさん!コメントありがとうございます!本当ですか…!私の方がまだまふゆママの事をよく理解できておらず、口調もあれ?と思う部分が出てくるかもしれませんがそう言っていただけて幸いです!ありがとうございます!! (2023年2月26日 14時) (レス) @page37 id: cf80c70b04 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐ちゃん - 今まで関わったどの主よりワンダショとまふゆママを生かしてる (2023年2月20日 3時) (レス) @page36 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - 麗紅花さん» こんにちは、麗紅花さん!コメントありがとうございます!少し私の中でこうなったらいいな、など色々改造しちゃってます!ニーゴとのキャラも今後絡ませていこうと思います!類くん推し同士よろしくお願いします〜!! (2022年12月22日 15時) (レス) @page33 id: c899e98ef4 (このIDを非表示/違反報告)
麗紅花(プロフ) - 良いね。今までのプロセカ小説を読んだ中で、新鮮な内容の小説ですね。夢主は、他のセカイに行けるのもそうですが、話の方向性や展開が私の中では珍しい。私はとても気に入りました。ワンダショとニーゴが好きだから更に良い。因みに、類君推しです。続きを楽しみです! (2022年12月22日 12時) (レス) @page32 id: ba1809d3dd (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - レナさん» レナさん、コメントありがとうございます!あまりお見かけしない感じですよね…!!好きと言っていただけて光栄です!遅くはなりますが、更新沢山出来るよう頑張ります!!今後も宜しくお願い致します! (2022年11月27日 17時) (レス) id: c899e98ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅 | 作成日時:2022年11月1日 19時