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最近、紫耀の様子が明らかにおかしい
ご飯を食べてる様子もないし、みるみるうちに痩せていってる
今日も、今さっき紫耀が来たけど
隈も酷いし顔もいつもの血色の良い白色じゃなくて
血の気がない青白い色をしてる
それで最近、俺らは紫耀の事の会議をするようになった
色々話したけど、最終的に出たのは拒食症なんじゃないかって事
もし悩んでたりする事があるなら
いくらグループの中では年上の方って言っても、メンバーなんだから年下とか気にせずに頼ってほしい
俺は最年少だけど、別にしっかりする時はするし
…よし、今日のお昼になったは紫耀に話しかけてみよう
お昼になって、お弁当の時間になった
皆は楽屋に戻るなりお弁当を取ってすぐ食べ始めてるけど
紫耀は食べるどころか、取ってさえいない
食べる気ゼロじゃん…
高｢ねーねー、紫耀。｣
平｢なに？｣
高｢お弁当、食べないの？また午後から撮影あるのに。｣
あからさまに目が泳いでる
もう、どんな嘘ついても通用しないかんね
平｢いや……お腹、空いてなくて…｣
ほらまた
皆も、食べるのをやめて紫耀をじっと見てる
高｢お腹の調子でも悪いの？｣
平｢……ﾌﾙﾌﾙ｣
高｢じゃあ、サラダだけでも食べようよ。何も食べなかったら撮影中倒れちゃうよ？スタッフさん達に迷惑掛かっちゃうよ？｣
あんまそういう事言いたくないけど
紫耀にはそこまで言わないと折れてくれない
岸｢俺、ちょうどこの野菜食わないからさ。食べてみない？｣
平｢……食べ、る。｣
やった！
この言葉を俺達はずっと待ってたんだよ…
でも、なかなか自ら食べようとしない
しょうがない、俺があーんしてあげよう！
高｢紫耀、はいあーん。｣
平｢……ﾊﾟｸ｣
どうかな…
平｢…ｯ、うっ…｣
もしかして、吐きそう？
岸｢気持ち悪い？｣
平｢ｺｸ｣
岩｢はい、ゴミ箱持ってきたよ。ここに戻しちゃいな？｣
平｢、ごほっげほっ…おぇ…ｯ｣
永｢ほとんど何も出えへんな…頑張れ。｣
廉の言う通り、胃に何もないためかただ嘔吐くだけでめっちゃ苦しそう
5分くらい嘔吐いて、気持ち悪さはなくなったみたい
でも、ポロポロ涙を流し始めた
高｢どした？｣
平｢ﾋｯｸ…はい、ちゃう…とは、ｯ、思わ、なか、った…ｸﾞｽ｣
そうなんだ…
紫耀自身も、そこまで酷いとは思わなかったんだね
神｢１回皆で病院行こ？な？｣
平｢う、ん…｣
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年8月27日 23時
