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何かを忘れているような気がして考える。


『あっ…。ユン!二人のこと、頼んでいい!?』

「いいけど…どうしたの?」

『ちょっと探し物!イクスも着いてきて!』

「はいー」


イクスと一緒に外に出る。

眼下には森が広がっていた。


『ねえ…イクス。母様から、゛龍瓩里海箸亙垢い拭』


イクスが一呼吸おいて答える。


「…聞きました。誰にも、口外しないように、と」

『やっぱそうだよねー。母様なら、言うよね』

「はい。ヨナ姫が赤い髪で…貴女が、その髪色ならば」

『そうだよ。私に受け継がれた力が渡ったの』


そう言って、透明のような髪をかき上げる。

母様の髪は焦げ茶だった。母様の母も、さらにその母も。


『ま、それが天命って奴なら別に否定はしないけどね』


母様は龍神の声が聞けた。

だから神官見習いになった。そして、母から私たちの一族の役割を聞いた…らしい。

全部、ヨナのためなんだよね。


『で、母様からもらった゛龍の鱗瓠これが、それ』


あのとき火の部族の兵に向かって投げた゛龍の鱗瓩鬟ぅスに見せる。

゛龍の鱗瓩呂△了確かに、兵たちの喉を切ったはずなのに血しぶき1つ、付いていない。


「ランカさんから見せてもらった時のままです。もう20年以上たっているのに」

『それが龍の力ってやつなんだろうさ』


ま、母様の話が本当なら、20年やそこらなんかじゃなく、2千年以上このままらしいんだけどね。

キラリ、と゛龍の鱗瓩光を受けて反射する。


『やっぱ、同じ色なんだよなぁ』


゛龍の鱗瓩六笋糧韻帆瓦同じ色。

透明に限りなく近い銀色で、鱗の先が水色に染まっている。


『これが初代の゛龍の鱗瓩世辰燭辰討錣韻』


水色の巾着袋にすとん、と゛龍の鱗瓩鯑れる。


『それにしても。イクス、よく今まで生活してこれたね』

「ユン君がお世話してくれましたから」

『だと思った。母様が言ってたことがほんとなら、あんた、一人で生活できないはずだもん』

「ランカさん、僕のことなんて言ってたんですか?」

『ぼんやりとしてて、のろまで、愚図』

「ランカさんらしいです」


母様は結構ズバズバ言うからね。

だけど母様、可愛い人、とも言ってたけど。…それは黙っておこ。


「ランカさんも、やっぱり貴女が十歳になったときに…?」

『うん、死んだよ』


私の一族は子供産むと、十年で死ぬって話だからね。

母様もそれは覚悟してただろうけど。


『ユンに怒られちゃう。戻ろ』

「…はい」

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千々 - ありがとうございます!セナの秘密は…ジェハとの出会いで明かされるかも…!?更新頑張ります! (10月24日 21時) (レス) id: a6aff5c4e4 (このIDを非表示/違反報告)
ナルト&マギ&銀魂LOVE♪の朱雀 - 単刀直入に言います!大好きです!面白いから!他の三名の登場を楽しみにしています!セナの秘密についても楽しみです!更新頑張ってください! (10月24日 20時) (レス) id: cca3220680 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - ありがとうございます!ギャグをかきたいと思っていて。シリアスとギャグ、双方お楽しみいただけたら嬉しいです。 (9月26日 4時) (レス) id: 954f46a913 (このIDを非表示/違反報告)
わし - え、待って?好きすぎて笑うw更新待ってます!頑張ってください! (9月24日 21時) (レス) id: 60407ae82c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千々 | 作成日時:2019年9月8日 5時

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