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貴方.
『……涼介！起きて！帰るよ！』
涼「っ……あれ、知念は？」
『先に車乗ってるよ、私たちも行こう？』
涼「へ、あ、……うん？」
やっと眠りから覚めた涼介に、そばにあったバッグやキャップを手渡す。
何が何だか分からないという様子の涼介は、「何でAちゃんがここにいるの……？」とマスクをつけた。何だ、本気で寝ぼけてたんだな……ほんの少し安心したというか、何というか。
『侑李から、帰れないから迎えに来てって頼まれたの。丁度近くにいたから寄ったんだ、あ、もちろん飲んでないからね』
涼「え、仕事終わりにごめん！疲れてるでしょ、……うわ〜、ほんとにごめん」
『ふふ、そんなの良いのに』
お店の人に挨拶をしてから外に出る。もう夏も終わって、秋が始まる頃だから……夜はちょっと冷えるな。カーディガン羽織ってきて正解だったかも。
半袖の涼介に「寒くない？」と聞けば、「全然、暑いくらい」と笑った。
『……涼介さ、疲れてる？』
涼「へ？」
『いや……結構酔ってたし、侑李も涼介が悩んでるって言ってたからさ』
涼「悩み……」
涼介は少し考えた素振りをした後に、ふと私を見やる。バッチリ目が合うものだから、逸らしたら負けな気がして……じっと見つめ返せば、涼介も目を逸らすことなく「大丈夫、小さなことだから」と笑った。
『……そっか、それなら良いんだけど。いつでも頼ってよ？』
涼「あはは、心強いな」
『うん、私は君たちのお姉ちゃんですからね』
涼「……そだね、」
もう日付を超えた時間帯だから、当たり前に外は真っ暗で……視界は悪くて、それでも涼介の何とも言えない表情は、目を凝らさなくてもすぐに分かった。
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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして！コメントありがとうございます（＾_＾）どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…！私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです（ ; ; ）（笑）今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年8月17日 0時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして！昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました！メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です！！^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております！笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)
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