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貴方.
『……ん？』
見慣れない天井に、ふわりと香る甘い匂い。ふかふかのベッドから起き上がると、ここが自宅の寝室ではないことに気が付く。
……そうだ、ここ、涼介の家だった。
昨日の記憶は鮮明に残っている。今思い出せば恥ずかしくなってしまうようなことを伝えて、多分私はそのまま寝落ちした。涼介が運んでくれたのかな……重かったよね、きっと。
恐らく涼介のものであるお洒落なダブルベッドには、肝心の家主の姿はなく。気を遣ってくれたんだなあ……申し訳ないや。
『……涼介？』
髪を整えて、ある程度人前に出れる顔を作る。撮影終わりにメイクを落としていたから、そのまま寝るなんていう大失態はやらかさずに済んだみたい……
寝室から出て、キッチンを覗く。涼介は予想通りそこにいて、「おはよう」なんて優しく笑ってくれた。
『おはよう、……ん？』
涼「……あ、いや、何でもないんだけど」
『だけど？』
涼「Aちゃんがいる……と思って、」
口元のあたりを手で押さえた涼介は、「幸せだな」なんてふざけることもなく言い切った。
真っ直ぐすぎてこっちが照れるというか……今まで、こんなに真正面から気持ちを伝えてくれる人とお付き合いをしたことがなかったから、変な感覚だ。
『……』
涼「あ、照れてる？」
『うるさい……』
涼「ごめんごめん」
食洗機のスイッチを押すと、「シャワー浴びておいでよ」なんてシャワールームの方を指差した。涼介なりの気遣いだと分かるから、変に遠慮はしないけど……ドキドキしてしまうのは、私の感覚がまだ子供なせいだろうか。
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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして！コメントありがとうございます（＾_＾）どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…！私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです（ ; ; ）（笑）今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年8月17日 0時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして！昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました！メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です！！^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております！笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)
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