検索窓
今日:16 hit、昨日:17 hit、合計:148,264 hit

17. ページ17

涼介.



裕「……難しいけど、俺はやまを応援したいな」

涼「ゆうとぉ……」

裕「だってさ?考えてみてよ。デビュー当時は同じグループのメンバーだからって熱愛疑われまくってたのに、やまとAは少しも撮られてないからね」

知「まあね。大貴はしょっちゅう噂出されてたけど」




……そりゃそうだ。俺が表であれだけ「Aちゃん好き好き!憧れです!可愛い!」なんてアピールしてたら、週刊誌側は狙うに決まってる。それを見越して外を歩くときは誰よりも離れてたし、Aちゃんもそんな俺を尊重してくれていた。

皆がいい大人になって、仕事仲間だと割り切って見てもらえるようになって。最近は何も言われなくなったけど。




知「僕も賛成かな。ていうかそもそも、Aがあんなに悩んでるのは涼介のこと大切に思ってるからでしょ?」

涼「……自惚れてもいいやつ?」

知「自惚れっていうか、客観的に見て感じたよ。Aが優しすぎるだけかもしれないけど、」




「どうでもいい人間のためにそんなに悩む人かな」と呟いた知念に、うんうんと頷く裕翔。

まあ、もう何年も一緒にいるし……人生の半分以上は一緒に過ごしているわけだから、ある程度の性格は理解しているつもりだ。同じく長年の付き合いである二人もそう思ってるらしいし。




裕「結構ドライだからね〜、A。どうでもよかったら悩まないし、すぐ断るよ」

涼「……少なくとも、マイナスではないって信じてもいい?」

裕「うん、俺と知念が保証する!」

知「A、案外分かりやすいからね」




親指を立ててグッドサインを作る裕翔に、やけに安心してしまった。

18.→←16.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (114 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
500人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , JUMP
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして!コメントありがとうございます(^_^)どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…!私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです( ; ; )(笑)今後ともよろしくお願いいたします! (2021年8月17日 0時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして!昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました!メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です!!^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております!笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:流星 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年8月10日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。