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貴方.
大「うわあ、A顔真っ赤！可愛い！」
『ちゃうちゃう、ライブ楽しすぎて暑くなってもうた』
大「雑な照れ隠しやめや！」
私の数倍も楽しそうな大ちゃんは、「幸せそうやんかあ」なんて目を細めて笑った。幸せそうも何も……正直何も起こってないから、今の頭の中は空っぽやった。
ただ、疲れたときは斗亜の笑顔に癒されたいもので。
あの日からまともに会えていないし、おまけに連絡も取れていない。寂しいかと言われれば寂しいし、会いたいかと言われれば……いや、会いたいに決まってるやろ、そりゃ。
大「でも聞いたで？何かあんまそれらしいことはしてないって」
『それらしいことがあんま分からんけど……言うても私もええ大人やし、はしゃいだりはせんよ』
大「Aがそうでも斗亜はちゃうかもしらんやろ？」
『……ほんまに？』
大「いや、斗亜に聞いてみな分からんけどな！」
何とも言われへん、宙ぶらりんな私たちの関係性。
大ちゃんの言うことはもっともで、というかまだ付き合ってないというか……そんなことを呟いたら、もともと大きな目をさらに見開いた大ちゃんは「どういうこと！？」と私の肩を掴んだ。
好きやで、私も、なんて気持ちを交換した後に、ひとつだけ約束をした。
私は斗亜が20歳になるまでは、やっぱりまだ未成年は保護すべきものやっていう考えやから、そういうことはできひん。もし20歳になっても私のこと好きやったら、付き合うっていう形で……
そんなことを何となく説明したら、斗亜は分かりやすく不満そうな顔をしながらも「分かりました」と頷いてくれた。
もちろんお互いのことをめちゃくちゃ大切なんは変わらんから、今まで通り仲良くやっていくつもりやけど。
一から十までとは言わんけど、ふんわりと何となくのことを説明してみた。
さっきまでは大人しく聞いてくれていた大ちゃんが、いつの間にか頭を抱えて「まじかあ」なんて呟く。
大「A、お年頃の男の子にそれは酷やで」
『……こく、？』
大「好きな人とおるのに何もできひんし、まあ言うたら手繋ぐとかハグとかもってことやろ？生殺しやんそんなん！」
『いや、まあ、それは時と場合によるけど……』
大「……ハグしてもええの？」
『それくらいやったら』
顔を顰めた大ちゃんは、「恋人って関係性が怖いだけ？」と私に尋ねた。
そりゃあそうやろ、相手はまだ19歳で、私はそろそろ24歳やで？
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流星(プロフ) - 優さん» 優さん、コメントありがとうございます！(^_^)この2人が本格的に付き合い始めたらどうなるんだろう、そんなことを考えながら楽しく書きますので、これからもよろしくお願いいたします！♡ (2023年2月11日 19時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、いつもありがとうございます！私も同じく2人のこれからを書きたい気持ちでいっぱいになったので、今後も細々と続けていきますね！これからもよろしくお願いいたします！(^_^) (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - めぐさん» めぐさん、いつもありがとうございます〜！もう書きたすぎてしれっと続編を追加させていただいたので、読んでいただけたら嬉しいです♡これからもよろしくお願いいたします！ (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎回楽しみで、また1回リピってます。初々しい2人のその後の展開も気になります。楽しみに待ってます。 (2023年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 1a5286a738 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 初々しくてかわいい2人もっともっと見たいので続編も楽しみにしてますね(๑>◡<๑) (2023年2月4日 23時) (レス) @page50 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年11月23日 19時
