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貴方.
斗「さっき思ったけど、小島くんとずっと一緒におる割りに関西弁下手よな、Aちゃん」
『え、そう？』
斗「小島くんの真似してるからか知らんけど、クセ強いねんなあ」
目を細めて笑う斗亜に、胸の奥がキュンとした。
ほんとにもう、この子は何をしても可愛いんだから……なんて、そんな私の気持ちを感じ取られても困るから、何とか顔に出ないよう耐える。
ちらりと窓の外を見やれば、さっきまで晴れていたのに、どんよりとした曇り空が広がっていた。
斗「……まあ、でも、ずっとそのまんまでおってええよ」
『ええ？何かそれはそれで悔しいけど』
斗「ええの、上手くなっても困る」
『そんなに？』
むっとした顔をしたけれど、それすらも可愛くて。
私は斗亜のことを、もしかしたらアイドルみたいな感情で好きなのかな、なんて……思ったり思わなかったりするけれど、そうだとしても、ずっと一緒にいたいと思うのは多分違う感情だから。
こうして当たり前のようにご飯を食べるのも、いつまで出来るのかなあ……
斗亜は、いつまで私のそばにいてくれるんだろう。もうそろそろ1人でも大丈夫って言われてもおかしくないよなあ。
どんどん成長して大きくなるのは良いことだけれど、私ばかり置いて行かれそうな気がして、ちょっとだけ怖い。
瞬きをするくらい一瞬の間に、斗亜は私より大きくなってしまったし、高くて透き通った声も、男の人らしくてしっかりとした声に変わった。
たまに触れ合う手も、私なんかより大きくてびっくりするほど。
『……斗亜さ、大きくなったね』
斗「え？急にどうしたん、Aちゃん」
『急じゃないよ、ずっと思ってたもん』
斗「……何か、そういうの珍しいやん。斗亜のことずっと子供扱いしとったのに」
きゅるんとした黒目がちの瞳に見つめられて、思わずキュンとする。斗亜といると、心臓がいくつあっても足りなさそうだ。
唇を尖らせて、拗ねたような表情を浮かべる斗亜の、サラサラの黒髪を撫でる。後頭部の辺りでひと束だけ跳ねている部分があって、思わず触れたくなったというか。
「跳ねてるよ」と伝えれば、手首の辺りをぎゅっと掴まれた。
『……ん？』
斗「Aちゃんって、ほんまに斗亜のこと、」
ピッシャーン、という大きな音とほぼ同じタイミングで、目を閉じたくなるほど眩しい光を感じた。
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流星(プロフ) - あっぷるさん» あっぷるさん、ありがとうございます（ ; ; ）私も2人が大好きで、完結までちゃんと書けてほっとしております〜！新作も執筆中ですので、もし宜しければそちらもよろしくお願いいたします！優しいお言葉、ありがとうございます！(^_^) (2022年12月8日 23時) (
レス) id: cbee6a2da8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - みすぅ〜たんさん» みすぅ〜たんさん、ありがとうございます（ ; ; ）書きたい！と思って書いていた作品をこんなふうに褒めていただき、本当に嬉しく思います！コイワズライという斗亜くんが主役のお話を執筆中ですので、もし宜しければそちらでもよろしくお願いいたします！(^_^) (2022年12月8日 23時) (レス) id: cbee6a2da8 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - 完結おめでとうございます！こじとあ大好きな私には本当に最高の作品で...いつも楽しく読ませていただいてました(^^)新作が楽しみすぎて思わずコメントしちゃいました♡とっても楽しみにしてます！ (2022年12月5日 1時) (レス) @page50 id: 703ded6795 (このIDを非表示/違反報告)
みすぅ〜たん(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品を楽しみに毎日過ごしてたと言っても過言ではありません、、作者さんの素敵な言葉遣いや文字面だけでも斗亜くんや小島くんを思い浮かべられるような性格やセリフで、最高でした♡また斗亜くん主役のお話待ってます⭐︎ (2022年11月24日 2時) (レス) @page50 id: b38fd00c88 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです…（ ; ; ）そちらの方も近いうちに書きたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします！ (2022年8月24日 0時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年8月3日 13時
