17日目(神山･濱田side.) ページ41
濱田side.
ｸﾞﾗｯ
｢!!神ちゃん!?｣
神｢っ｣
急に神ちゃんの身体が傾いて、俺は咄嗟に支えた
んやけど…神ちゃんの身体めっちゃ熱い
｢神ちゃんめっちゃ酷い熱やん!!今日こんな状況で仕事しとったん!?｣
神｢へ、平気｣
淳｢なわけないやろ。神ちゃん家に運ぶで｣
神｢っ、それはホンマにアカンっ｣
神ちゃんが頑なにシェアハウスに戻るのを拒んでくる
流｢しげが神ちゃんのこと気にしとるで？｣
神｢っ……嘘ついて、あんな傷つけたのに皆を信じてくれたのに…
こんな俺が会ったら、しげは優しいからまた余計な心配かけてまう｣
淳｢そんなこと…｣
神｢それに、皆やってしげのことで大変やのに俺のことまでは｣
照｢何言うてるん？｣
望｢俺やって迷惑かけたし、そんな気にせんで？｣
｢…何言っても連れてくからな。辛いんやろ？着くまで寝とき？｣
神｢っ、ゴホッ……｣
神ちゃんを車に乗せて、俺らはシェアハウスに戻った
淳｢着いたで｣
望｢俺、神ちゃん背負って連れてくわ｣
｢頼んだ。俺らは神ちゃんの部屋の準備を…神｢待って…｣神ちゃん起きたん？｣
車に乗せると同時に寝とった神ちゃんがいつの間にか起きとって
俺の服の裾を弱く握った
神｢俺の部屋、しげの隣やから…しげに咳とか聞こえてまう……｣
流｢…じゃあ俺の部屋に運ぼ？俺の部屋、しげの部屋と真逆やし｣
照｢せやな｣
流星の提案で神ちゃんを流星の部屋に運んだ
淳｢…38.8度｣
望｢熱冷まし持ってくる。後、しげには…｣
神｢ゴホゴホゴホッ、言わんでっ…｣
｢…言わんと。神ちゃんが居らんこと気にしとるから。
しげにはこの部屋には入らんように言うから。な？｣
神｢っ…おんっ｣
照｢俺が着替えとか手伝うわ｣
神ちゃんを一旦照史に任せて俺らは1階に降りた
その後、俺と淳太はしげに神ちゃんのことを伝えに
再び2階に上がってしげの部屋にノックして入った
大｢崇兄ちゃん？｣
｢…神ちゃん戻ってきたで｣
大｢!!神っ｢やけど｣？｣
｢風邪で熱出してもうてん。やから今は会えへん｣
大｢……俺のせいやろ…？俺ならマスクすれば…｣
淳｢神ちゃんの頼みやから｣
｢元気になってからちゃんと話そ？その方がお互いええから。な？｣
大｢…ん｣
納得はしてへんな…
望の時みたいに勝手に部屋入らんようにせんと
18日目(大ちゃんside.)→
しげメインなのに、神山を弱らせ過ぎた気がする(--;)
18日目(大ちゃんside.)→←17日目(神山･濱田side.)
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メイ@(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです!! (2021年8月1日 17時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 凄く感動しました！ 最後のお墓参りのシーンでは、思わずでっかい愛が脳内で流れました。 (2021年8月1日 14時) (レス) id: 6528038aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年4月17日 12時
