5日目(神山side.) ページ13
濱｢今日は神ちゃんとお留守番やで？｣
大｢おん！｣
流｢ホンマ、大ちゃんは特に神ちゃんになついとるなぁ｣
望｢…やっぱ、記憶なくしとっても、しげと神ちゃんはシンメやから
ずっと一緒におったの分かるんかな？(ﾎﾞｿｯ｣
照｢そうかもな(ﾎﾞｿｯ｣
｢ほら、マネージャー待っとるからはよ行きや？
大ちゃんも皆にいってらっしゃい｣
大｢いってらっしゃい｣
淳｢行ってきます｣
皆が仕事に行った
今日の天気は雨…中庭でも遊べないため、
しげは皆を見送った後、昨日流星が借りてきたアニメのDVDの準備をして
俺は飲み物を持ってしげの元へ向かう
｢サイダーで大丈夫やった？｣
大｢おん！ありがとう神ちゃん！｣
｢いーえ｣
皆は今のしげに兄ちゃんって呼ばせとるけど、
俺は神ちゃん呼びで頼んだ
確かに、今のしげは退行で子供っぽくて…可愛い言うのも分かる
けど、やっぱ見た目は俺の知っとるしげやから、何となく別の呼び方は嫌やった
｢…なぁ大ちゃん？アニメ見る前にちょっとええ？｣
大｢何？｣
｢……あんな？無理してへん？｣
大｢!!｣
しげが明らかに動揺しとる
俺、知ってるねん
皆が知らなくて、俺だけが知っとること
しげの過去もそうやけど…シェアハウス始めてかのことも
｢俺、部屋隣やから夜聞こえてきてるんやで？｣
大｢そ、それは｣
しげが2階の一番端の部屋で俺がその隣
そしてベッドがしげの部屋の方の壁にくっついてあるから聞こえてるんや
夜、泣いとる声＿＿＿＿……
｢今二人だけやし、我慢せんでええよ？
俺、知っとるから｣
大｢!!知ってるって…｣
｢親のことも、家のことも｣
大｢何で？｣
＜重｢…神ちゃん、あんな？ちょっと行きたいところあるねん｣
｢行きたいところ？別にええけど…どこ？｣
重｢すぐそこ｣
｢……ここ？｣
重｢おん｣
｢何でこんなところに来たかったん？｣
重｢えー…っと、これ話したら暗くなるんやけど……｣
｢……しげが言いたくないならええよ｣
重｢…いや、神ちゃんには聞いてほしいかも。ええ？｣＞
｢…聞いたんよ。大ちゃんのこと知っとる人に。
やから、入院しとった時も、すぐに大ちゃんに家のこと聞いたやろ？｣
大｢……まだ、家分からん？｣
｢…おん｣
しげの表情が暗くなっとる
5日目(神山side.)�□�
ここからは、重岡が話す時は｢｣の前の表記を
退行中は｢大｣
元の重岡は｢重｣に変えます。
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メイ@(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです!! (2021年8月1日 17時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 凄く感動しました！ 最後のお墓参りのシーンでは、思わずでっかい愛が脳内で流れました。 (2021年8月1日 14時) (レス) id: 6528038aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年4月17日 12時
