検索窓
今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:59,244 hit

特別 ページ34

凛月「Aは、俺に子供扱いされるの嫌?」


A「え、えっと、その、、、、」


凛月「それはつまり、俺にちゃんと女として見て欲しい、って解釈でいいの?」







凛月くんは、珍しく真剣な顔をして、私を真っ直ぐに見つめて聞いてくる。









恥ずかしくて、でも図星で。









ずっと知りたかった、彼がなんで私を抱き枕にするのか。



ずっと気になってた、彼の優しい手つきが。



ずっとわからなかった、彼の本当の気持ちが。









知りたくて、でも怖くて、でもやっぱり私を見て欲しくて。









A「う、うん、」




私はゆっくり頷いた。









凛月「そっかぁ、、、、、」



「ふふふ、俺もねぇ、Aに意識して欲しい」









彼は私を見つめ直してそう言った。









A「も、もう、意識、してるっ、、、、、」





もうこうなったら言うしかなくて、
正直なことを打ち明ける。



すると彼はふにゃりと笑って私を抱きしめた。






凛月「ふふ、かわいい」


A「ん、もう、凛月くんの方がかわいいし」


凛月「ふふ、ふふふふ」


A「何で笑って、もう、笑笑」




そしてお互い緩く抱きしめながら笑った。









凛月「A」









すると突然に、凛月くんが私の名前を呼んで。






A「な、何?」









彼は私からゆっくりと体を離して私を見つめ直す。









顔が近い、、、、、、、、









相変わらず綺麗な顔ですこと、ドキドキが止まりません。心臓に悪いです。









凛月「ずっと思ってたんだぁ、もしあんたが抱き枕をやめて欲しいって言ったらどうしようって。」









A「うん、」









凛月くんはしっかりと私の目を見て続けた。









凛月「俺にとってAは、特別な存在だった。
どういう意味で特別なのか、までは考えたことない
んだけどねぇ、、」






「でもAと一緒に寝れなくなるのは、
俺にとっては一つ楽しみが減るものだから。
だからちょっと不安だったんだぁ」








「でもAが俺のこと好いてくれてるなら、心配はいらないかもねぇ、、、、ふふふふふ」









凛月くんにとって、特別、、、、、









"どういう意味で特別なのかは考えたことない"





恋愛対象としてはみてないってことかなぁ、、、









でも、彼の特別な存在になれたことが嬉しくて。


心の奥がふわふわした。

作者の失礼極まりない話。→←誕生日の朝2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
設定タグ:朔間凛月 , あんスタ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫愛りあ - 俺(?)だって大好きだもーん!連れ去りてー((殴 (12月12日 18時) (レス) @page11 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
小雪飴(プロフ) - 卵焼きさん» それなですね〜かわいすぎてとりあえず食べたい(殴 (2020年8月21日 19時) (レス) id: ceed5f499d (このIDを非表示/違反報告)
卵焼き - 凛月くんかわいい凛月くんかわいい凛月くんかわいい凛月くんかわいい凛月くんかわいい凛月くんかわいい凛月くんかわいi((強制終了 (2020年8月21日 11時) (レス) id: 5e8aefee95 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 完結おめでとうございます!次の作品決めていなかったら、巴日和くんお願いできますか? (2019年11月7日 6時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
小雪飴(プロフ) - ななさん» それなです!!!コメントありがとうございます! (2019年9月28日 8時) (レス) id: 8cdfc2b517 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小雪飴 | 作成日時:2019年2月10日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。