18 ≫ カオス。 ページ18
.
その状況はカオスという言葉がぴったりだった。
ナミさんの体にサンジさん
サンジさんの体にチョッパーさん
チョッパーさんの体にフランキーさん
フランキーさんの体にナミさん
私が猫人間になってしまってから、ずっと会いたいと願っていたナミさんは鼻血を出しながら走っていた。
…あ、いや違う。サンジさんだ…。
ナ「えっ⁉さっきあの男と一緒にいた猫がついてきてる‼」
私を見て驚くナミさん。
とりあえず、1番安全だと思われるチョッパーさんに飛びついて抱えてもらうことにした。
サムライさんを抱えたまま、チョッパーさんは私を慌てて抱きとめる。
チ「えぇ⁉お前、何でついて来たんだ⁉」
ナ「あっ！アンタ！この体元に戻せないの⁉」
サ「ま、待て‼戻さないでくれ‼‼」
フ「オイ、コイツは敵なのか？」
綿「貴様！七武海の仲間か！」
一斉に叫ばれて混乱しそうになる。
も、持ち堪えて、私…！
「にゃ、にゃー‼」
チ「ローさんに言われてついて来た？
私は元に戻せない？」
チョッパーさんに説明すると、
皆さんはローさんに言われてついて来た。というのが理解出来ないらしい。
確かに、何で私に追いかけさせたのか。
チョッパーさんが私に理由を問うけど私にもわからない。
チ「まぁ、この子は俺達を危険な目に合わせる気はないみたいだ！ここで置いていくのも可哀想だし連れて行こう‼」
そう言って優しく包み込んでくれるチョッパーさん。
…優しすぎる…。
1人で感動していると、子供達が震え出した。
『ウウ…寒いよ…もう動けない…』
私は自分の毛とローさんから貰ったコートがあるからあまり寒くなかったけど、薄着の子供たちにはこの寒さは耐えれなかったみたいだ。
なんとかしてあげたいけど、どうしたら…
チョッパーさんの腕から抜けて子ども達の足に擦り寄る。
『猫ちゃん…！』
「…にゃあ…」
こんなのじゃ、全然足りないよね…
ごめんね…
綿「かくなる上は…おのおの方…‼
頭上に葉っぱをのせよ‼」
フ「あ⁉何言ってんだこんな時に‼
ガキが凍えて倒れてんだよ‼」
チ「それにこの島草木一本生えてねェ葉っぱもねェよ‼」
綿「では代用に石でも何でも構わぬ急げ‼」
すると、サムライさんは突然聞いたことのない単語を叫ぶ。
綿「ドロン‼‼」
すると、麦わらの一味の皆さんや子供達にコートと靴が現れた。
まるで、魔法だ…！
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 385人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
っちゃん - 面白いです！！頑張ってください！！ (4月2日 21時) (
レス) @page22 id: e208a5b636 (このIDを非表示/違反報告)
なの。(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！更新不定期で申し訳ないですがこれからもよろしくお願いします！ (2019年10月21日 23時) (レス) id: a222c34c2b (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く面白く良かった作品です。続きが凄く楽しみです。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 03dd8ecefd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なの。 | 作成日時：2019年10月8日 19時
