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『あれ、ひなた?まだ帰ってなかったの?』
" 佐野ひなた " が居ることに気付くと、パッと顔が明るくなる海。
その分かりやすい海に皆の視線が向く。
そしてその直後、私に目を向けるさくら。
" 大丈夫 "
そう表情で伝えた。
ひか「え、なに海くん彼女いたの!?」
『はい、一応』
なんだ一応って。
一応の彼女なんかそいつは?
ひか「えーやだかわいい!!名前なんて言うの!?」
ひな「佐野ひなたです。海くんがお世話になってます」
ひか「ひなたちゃん!ぜひ仲良くしてね!」
ひかり先輩は、そのままドアから出て帰っていった。
嵐のような人だな。
さ「A、大丈夫?」
「…うん、大丈夫大丈夫」
さ「…ちゃんと笑えてないよ」
「大丈夫!帰ろっか」
さくらにこれ以上心配させてはいけない。
あの2人をいつまでも見てたくないってのもあって、すぐに帰ろうとした。
んだけど、
拓「おい」
拓弥くんに呼び止められてしまった。
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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2020年3月19日 1時