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自分の部屋に戻って、カバンの中に入れっぱなしのスマホを取り出す。
電話帳から「松尾太陽」を探して、一呼吸置いてから電話をかけた。
『プツッー』
「あっもしもし、Aで…」
『ただいま電話に出ることができません』
…
ずっと苦しかった胸の奥が、すーっと軽くなったような気がした。
出てくれなくてよかった。
好きになってしまう前に、先輩から離れなくちゃいけないかもしれない。
繋がらない電話を切り、スマホを枕の下に隠して1階へと階段を降りた。
母「どこ行ったのかと思った。ご飯よ」
「うん」
母「…なんで泣いてるの？」
「え…泣いてなんか」
慌てて頬に手をやると、濡れる感じがあった。
そこで初めて泣いてるんだって分かった。
なんで泣いてるのか分からない。
でも、心の奥底が苦しい。
泣いてるって理解したら、余計に止まらなくなって
本日2回目の大号泣。
訳も分からず涙が止まらない私を、母親は優しく抱きしめてくれた。
先輩とは違う、でも同じ安心感を感じた。
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ましゅまろ(プロフ) - 千羽さん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！頑張りますありがとうございます！ (2018年12月23日 10時) (
レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
千羽(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！いつも、次の展開が気になります！それに見入ってしまいます(笑)私はタカシくんが大好きなのでタカシくんとくっついて欲しいと切実に願ってます！更新大変かと思いますが頑張って下さい！楽しみに更新されるの待ってます(^o^) (2018年12月23日 3時) (レス) id: 049a9afd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ
| 作成日時：2018年11月29日 17時
