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太陽side
Aちゃんの笑った顔、初めて見た。
少しは俺に心開いてくれたってことかな？
あー、別に開いてくれなくてもいいんだけど
Aちゃんとニセの恋人になって3日め。
教室に送り届けるのは2回目だけど、今日もAちゃん教室に送ってから自分の教室への向かう。
海「太陽、おはよ」
『おお、おはよ』
海「ね、どうなの？Aちゃん」
『どうなのって？』
海「え、好きなんでしょ？」
好き？俺が？Aちゃんを？
『…えなんで！？』
海「いや、昨日の太陽見てたら誰でも…」
『ちゃうちゃう！俺別にAちゃんのこと好きでもなんでもないで？』
海「…そんなガチトーンで言う？ほんとに好きじゃないの？」
『おん。好きじゃない。てかなんでそうなったん？』
海「連絡先」
『連絡先？』
海「うん。だって太陽、自分から女の子に連絡先渡した事なんてないじゃん」
『おん、ないで』
海「じゃあなんでAちゃんには渡したの？」
『それはー…その…ちょっとした罪悪感？』
海「罪悪感？なんでAちゃんに？」
『あーもうあかんあかん！これ以上話さないで！』
海「…好きじゃないの？」
『しつこいなぁ、何回も…』
海「じゃ俺Aちゃんのこと狙っていい？」
『…なんで俺に確認するん、勝手にせい』
なんで俺、一瞬戸惑ったんだ？
好きなわけじゃないだろ別に。
『あ。』
海「ん？」
『やっぱダメ。狙っちゃダメ』
海「ほぉ、やっぱ好きだかr…」
『ううん、ちゃう。俺の彼女やから』
そこまで言うと、ちょうどチャイムが鳴ったから
は？とでも言いたいような顔をしている海を置いて席に着いた。
そうか。
一瞬戸惑ったのは俺たちが"ニセの"カレカノだからだ。
好きだからでも、なんでもない。
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ましゅまろ(プロフ) - 千羽さん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！頑張りますありがとうございます！ (2018年12月23日 10時) (
レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
千羽(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！いつも、次の展開が気になります！それに見入ってしまいます(笑)私はタカシくんが大好きなのでタカシくんとくっついて欲しいと切実に願ってます！更新大変かと思いますが頑張って下さい！楽しみに更新されるの待ってます(^o^) (2018年12月23日 3時) (レス) id: 049a9afd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ
| 作成日時：2018年11月29日 17時
