三十七章ー究極の方法ー ページ46
A「ではこれより作戦会議に入る」
花陽「は、はい」
凛「了解だにゃ！」
小太郎「ちょっと待って、目がやばい。灼けてる。眼球が、灼けてる」
落ち込み気味の花陽。それを心配してついてきた凛。そしてクエン酸により死にかけてる小太郎。
俺含め4人でダイエット方法を考えることとなった。
A「そうだな…一度に多量のストレスを与えると人間痩せると言うぞ」
花陽「そ、それはちょっと……」
凛「バトミントンしよっ！かよちん！」
A「お前にペースに付き合ってたら花陽が死ぬぞ」
小太郎「エステ系のマッサージなんかは如何かな？僕がやってあげるけど」
凛「日丸谷君えっちだにゃー！」
このメンツだと話が全然進まなかった。
A「……仕方あるまい」
小太郎「あ、いい考えがあるよ」
と、［集中］を使おうとしようとしたところで、小太郎がぽんと手を叩く。
花陽「な、なんですか？」
A「嫌な予感しかしないのは俺だけか」
案の定、このアホはとんでもないことを言い出した。
小太郎「女の子は恋をすると綺麗になれるっていうじゃん？小泉さん、恋をしよう！」
A「なんともリアクションし辛いボケをかましてきたな」
俺は花陽をふと見てみた。
花陽は何かを決意したように目をキッと釣り上げていた。
A「お、おい？花陽？」
尋常じゃない反応に思わず不安になる。
するとそれを説明するように隣にいた凛が声を上げた。
凛「かよちんは、好きな人の話とかが苦手にゃ…」
小太郎「おっと。そうなの？それは失礼失礼」
ヘラヘラと何かを狙ったかのような小太郎の謝罪でこの会話は終了…かと思いきや。
花陽「あ、あの…！」
突然花陽がいきり立って椅子から立ち上がった。
花陽「や、やってみます！」
A「…何をだ？」
花陽「こ……こここ、恋、です！」
A「なにぃ！？」
これは予想外。まさか花陽がこういう話題に乗ってくるとは…！
そしてその話を受け、ピエロが動き出した。
小太郎「そんな小泉さんにとっておきの情報。実はここにある映画のチケットがありまして〜」
ヒラヒラと二枚の紙を見せつけてくる。
小太郎「どうするかは、貴方次第」
花陽はそれを受け取って、俺の方をじーっと見てきた。
あー。そっちの未来は見ておけばよかったかなー。
花陽「あ、あの…良ければ、一緒に行きません、か？」
俺に選択の余地は無かった。
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菊(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (
レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ！ (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊 | 作成日時：2015年1月12日 13時
