海未編 �� ー私はいつまでもー ページ39
この間は、少し、意地悪なことをしてしまいました。
あまりに衝撃的なことを聴いたせいで、まだ冷静になれていなかったことと、Aが死ぬ、ということがよく分からなかったので、私はAに話を聞くために、あのようなことを…。
流石にあの後、私自身への尋問はありましたが、私はあくまで、Aの意見を尊重するつもりですので、言うことはありません。
海未「…で、いいですか？」
A「ああ。若干納得いかないはめられかたをしたがな」
私はAの何でも言うこと聞いてくれるという約束を使って、更に聞き出すべく、喫茶店にやってきました。
デートみたいで、ちょっとだけ緊張します。
A「考えられる可能性は、死ぬターゲットの変化だ」
海未「未来が変わるから、ですか？」
A「俺の集中は、あくまで未来の可能性を見出す力だからな。未来など、いくらでも姿を変える」
私は、眈々と喋るAに、懐かしさを覚えていました。
Aがμ'sの手伝いを始めた頃。私が、Aと二人きりなったときの話です。
海未「A？帰らないのですか？」
A「ああ。やるべきことが残っている。少し、未来を変える必要があるのでな」
その時は、Aの言う、未来予知なんて、殆ど信じてはいませんでした。
海未「…じゃあ、待ってます」
A「もう少し、なにかしらする必要があるな。海未。ちょっと来てくれ」
海未「え！？あ、はい！」
急に、Aが私の手を取って歩き出しました。その時は、唐突過ぎて、心臓が跳ね上がりました…。
A「やはりな。海未。職員室へ行って、明日のライブの場所を講堂に変えてくれ」
海未「え？でも、そんな勝手なこと…」
A「大丈夫だ。俺を信じろ」
Aは、表情を変えずに、眈々と言葉を発するんです。
Aは、人に何か指示を出す時なんかは、こんな風に、冷静な姿を見せるんです。
幹事になった初日。グラウンドが使えるということを説明してくれた時も、そんな感じでしたね。
私は、貴方が大好きです。
裏表は激しいのに、頼もしくて、信頼できる。
なにより、貴方と一緒にいると…安心します。
海未「A？」
A「なんだ？」
海未「誰も死なない未来を、探しましょう？私と、貴方で」
μ'sの中で、私だけが知る貴方の秘密。
私は、これからも貴方を見続けたい。
願わくば…この気持ちを伝えて、添い遂げたい。
…絶対に…死なせません…！
…何をしてでもです！
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菊(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (
レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ！ (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊 | 作成日時：2015年1月12日 13時
