二十六章ー気分転換ー ページ33
翌日の学校を、休んだ。
理由は、病欠として学校に言っておいた。
頭の中では、様々な想いが入り乱れていた。
そして、学校が終わった時間帯あたりから、メッセージアプリの通知が鳴り止まない。
…多分、穂乃果達だろう。
そう思っていると、電話がかかって来た。
…またμ'sの誰かか？そう思って携帯を見てみると…。
A「小太郎？」
電話を取りながら、電話をかけて来た人間に呼びかける。
小太郎「おーっす！なんかそろそろしょげてる頃だと思ってね〜」
A「お前はいつでも通常運転でいいな」
小太郎「よくねーよ。鳥、君のせいで僕はちょっと大変だったんだよ。何かするんにも、せめて僕に何か言ってからにしてくれないかい？」
あ、それはそうか。
小太郎は俺のことを最もよく知る友人だ。
穂乃果か海未あたりが小太郎に何かを聞くのは容易に想定できる。
小太郎「流石によく分からないって答えておいたけど…鳥、お前、高坂さんに何言ったんだよ？」
そう尋ねられて、俺は小太郎に昨日のことを話した。
すると、電話越しにため息が聞こえてきた。
小太郎「よーするに、お前、皆を切り離すために高坂さんを泣かせちゃったんだ？」
A「…その通りだ」
小太郎「泣かせないために身につけた能力は役に立たないね、どうも」
A「使う本人が、こんな馬鹿者だからな」
俺がそう答えると、小太郎は更に深いため息をついて、こう言った。
小太郎「鳥。ちょっと今から空いてるか？」
A「なに？」
小太郎「ちょっと気晴らしに行こう」
A「何のつもりだ」
小太郎「お前、色々抱え込みすぎだ。ちょっと整理しろよ。そんで、その後みんなに謝れ」
小太郎は、俺にそう言ってきた。
俺の未来を知っているのは、俺の家族と、こいつだけ。
小太郎は、全てを知りながら、俺に、みんなに謝れと言ってきたのだ。
A「…気を使わせてしまってすまない」
小太郎「今に始まったことじゃないさ。特別ゲストも用意してる。僕とよく行く店で待ってるよ」
A「…ああ」
俺は、小太郎と約束して、電話を切った。
…特別ゲスト、か。
穂乃果は考えにくい。ともなれば…。
A「海未か、ことり…希や、こういう時は真姫ら辺も考えられるな」
俺は、誰が来ても受け答えられるように、いくつか未来をシュミレートしてから夕暮れの時間帯に、家を出たのであった。
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菊(プロフ) - こちらでも生存報告しておきます。私生活多忙のため、続編を書けていないこと、誠に申し訳ございません。完結まではもっていくつもりですので、どうか長い目で見守ってください (2015年5月13日 18時) (
レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 何とか生存しててよかったです。無理しないで頑張ってください (2015年3月6日 21時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - うえぽんさん» 一応生存報告をw学校でテスト中でして製作止まってますw復帰は2日後か3日後となります… (2015年3月6日 7時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 続編ファイトだよ！ (2015年3月5日 20時) (レス) id: 8b695f2b6e (このIDを非表示/違反報告)
うえぽん - 自分もミューズのメンバーはすきだけど、ことりと花陽が好きですね。更新お疲れ様です♪ (2015年3月2日 20時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊 | 作成日時：2015年1月12日 13時
