GIRL!!~second~

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NAOTO side


さっきまでリハーサルしてましたNAOTOです。

いまFlowerがリハーサルしてるの見てます。


臣「なんかAおかしくね？」


隆「声全然でてねえじゃん」


健「言われてみればフラフラしてんなあ〜」


そうなんです。
我がお嬢Aが変なんです。

いつもなららくらく出してる高音も掠れてるし、
心なしかフラフラしてて危なっかしい。


岩「あっ！」


E「あれは完璧調子悪いね」


ダンサーさんにぶつかるハプニングも、
よかった〜リハーサルで。ほんとに。


「とりあえず事情聴取だな」


ということでリハーサル終わりのAを強制連行しました。


『なになになに！？』


己「直人さんアウトです。」


やっぱり？
熱あるねこの子。


「とりあえず楽屋行こっか。誰かA連れてきて〜」


そう言うと直己がAを横抱きにして連れてきました。笑



『もう！なんなの！』


「なんなのじゃないでしょ？
熱どれくらいあんの？」


『ほんとに微熱だから大丈夫。。喉が痛いだけ。』


健「嘘つくなや！笑
めちゃくちゃ体熱かったやんけ」


『そんなことないし！』


「A？」


『........37.6』


聞きましたか？
37.6℃ですって？


「岩ちゃん、37.6℃って微熱？」


岩「いや、バリバリ熱ありますね」


ですよね？


「メンバーは？知らないんでしょ？」


『言ってない。』


まあまあ、それは想定内ですよ。
Aが熱出したとか言ったらみんなパニックになっちゃうからね。うん。


「生放送出るななんて言っても聞かないだろうからとりあえずここで寝てな。」


『ん、』


余程しんどかったのか抵抗もせずに素直に臣の肩で寝はじめました。


臣「その体制辛くねえ？」


『だいじょぶ』


E「これ掛けてな」


『ありがとうえりちゃん』


数分たったらスヤスヤと寝息が聞こえてきた。


己「上手くFlowerに言っときますね」


「おう、頼んだ。」


隆「ったく、無理しすぎなんだよなあ〜」


健「Aらしいっちゃらしいけどな、笑」



そして本番は体調悪い素振りを一切見せず完璧にパフォーマンスしきったA。


E「ほんとにリスペクトっすね」

岩「すげえな笑」


いつになっても無茶をして周りをドキドキハラハラさせるお嬢。


だからお兄ちゃんたちは目が離せません。笑

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