身長差３０センチの恋…。今市隆二

隆二くんの優しさ ページ9

〜駐輪場〜


隆二「かばん、かごにいれる？」


「えっ、いーの？」


隆二「いーよ？ほら、貸せよっ」


「ありがとー！」


隆二「いーえ！じゃ、荷台に乗って？」


「うん、よいしょっと…これでいい？」


隆二「完璧♪落ちないように、しっかり俺にしがみついとけよ？」


「そんなの、わかってるし(笑)」


隆二「そっかそっか(笑)よし、行くぞ？」


「うん」


そういうと自転車が走り出した


なんか隆二くんってすごく優しい…///


隆二「A…寒くない？ブラウスにカーディガンって…」


「うーん、ちょっと寒いかも(笑)」


隆二「やっぱり？じゃ、１回自転車とめるな？」


そういって隆二くんは自転車を止めて、着ていたブレザーを脱いだ


隆二「これ、着る？俺は別に寒くねーし(笑)」


なに？この優しさ///


本気で好きになりそう(笑)


「いいの？ありがとー！」


隆二「うん♪じゃ、改めて出発！」


隆二くんは、そういって力強く自転車のペダルを踏んだ


「わぁっ！いきなり速いからびっくりした(笑)」


隆二「えっそこでびっくりするか？」


「するか？ってしたんだから仕方ないじゃん(笑)」


隆二「確かにそーだな(笑)ってか家どこ？」


「コンビニの近く…だからコンビニのとこでいいよ」


隆二「了解♪あっAって好きな人いたりする？」


「ううん、いないよ(笑)隆二くんは？」


隆二「いるよ？意外と俺の近くにいたりする///」


「へぇ…誰？」


隆二「秘密だけど？(笑)」


「えーなにそれ！！」


隆二「だから、教えなーいってこと(笑)」


「えー！ま、いっか(笑)」


そうやって、ずっと話してたらコンビニについた


隆二「お疲れ様っ！着いたよ♪」


「ありがとー♪じゃあ…明日お礼にお弁当作ってきてあげる！」


隆二「マジ？超嬉しいんだけど！楽しみだなぁ…」


「あはは、楽しみにしてて？(笑)」


隆二「おう！じゃーな！A♪」


「ばいばいっ！隆二くん♪」


そういうと隆二くんが手を振って、すぐに帰っていった


なにこの孤独感…


はやく明日になってほしい


そうしたら隆二くんにまた逢えるから…

いつのまにか→←ドキドキ

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