�� オールマイトside ページ9
活動時間は既に過ぎていたが緑髪の少年に鼓舞され私はマッスルフォームとなった
いざヘドロ敵から少年二人を助けようとした時､白い髪の少女が二人に駆け寄っていった
ヒーロー達に『使えないな』と言い放って＿
彼女も危ない
そう思って『ワン･フォー･オール』を使う約1秒前
ヘドロが飛ぶ
私も個性を使った為､ヘドロは吹き飛んでいったがあれは私の力じゃない
説明が下手すぎて分からないと思うが私じゃない
私がDETROITSMASHを放つ前にはヘドロは飛んでいた
あれは少女の個性だ
そして学生3人が吹き飛ばされぬよう腕を掴もうとした時､少女は華麗にそれを避けまるで透明の壁があるかのようにそこへヘドロが飛んだ
市民やヒーローが私を絶賛する中､呆れ顔で彼女は私に言った
｢セリフ被せんなよ｣
驚いた
彼女に似ている
死んだはずの私の同期に
彼女も良く私と共闘する時､私にセリフを被せられ呆れ顔で言ったものだ
その後､ヘドロは無事回収された
爆発頭の少年はプロに賞賛され白髪少女と緑髪の少年はプロに叱られている
メディアに質問攻めされながらそれを横目で見ていると少女は立ち上がりプロに冷静にでも氷のように冷たく言い放った
『個性が不向きとかそんなくだらない理由で中学生2人助けられないアマチュアが私にデカい口を叩くな｡名誉と金しか興味が無いんだったらさっさと転職サイトで他の仕事を探せ｡君達はヒーローに向かないよ』
『市民の為に自己犠牲も出来ずただ言い訳を述べ敵に立ち向かわずただ立ち尽くす木偶の坊と学生ながら幼馴染を助ける為に勇気を出した彼…どっちがヒーローだったか良く考えて｡だからヒーロー飽和社会なんて言われるんだよ…』
彼女の言う通りだった
あの中でヘドロ敵にヒーロー達が手を出す事が出来ない中で飛び出して行った彼は誰よりもヒーローだった
正論を述べられ黙るプロをただ静かに眺め
『全く合理的じゃない』
と言い彼女は髪を掻き上げた
あれも彼女の癖だ
合理主義者だった彼女は最後に髪を掻き上げる
ああしている時は基本的に『諦めた時』『イラついてる時』『挑発している時』『期待している時』の四種
今は『諦め』か
っと私は何故少女を彼女と重ねているのだろうか
彼女は死んだんだ
葬儀にも出た
確実に彼女は死んでしまったんだ
彼女である筈がない
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コニ丸 - 全部読んできました！とても面白かったです！ (9月18日 18時) (
レス) id: 13079e399f (このIDを非表示/違反報告)
むく - いつも楽しく拝見させていただいております。このシリーズ面白くて最新話まで行ってはまた最初から読むということを繰り返すほど大好きです！！誤字報告なのですが、ページ28のセリフで相澤が相棒となっています。報告失礼致しました。 (5月5日 4時) (レス) @page28 id: bfc4c86d27 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ﾊｸﾊｸさん» お返事遅くなりごめんなさい！応援ありがとうございます*_ _)エピのセリフはこのままで大丈夫です！分かりづらく申し訳ございません… (2021年9月8日 9時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊｸﾊｸ - 久々の戦闘の夢ちゃんのセリフで敵とヒーローが逆になってますよ。応援してます!最後にこのおはなしとっても好きです！ (2021年8月25日 11時) (レス) id: 94eefb28be (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - さつきさん» 訂正致しました！ご指摘ありがとうございました*_ _) (2021年4月30日 10時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2020年7月5日 5時
