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『ぜっっっったい!行く!Aも行くのっ!!』
自分より何倍も大きい天元様の腕に必死にしがみつく
「絶対にダメだ!お前だけは連れていかねぇ」
どれだけ粘ってもダメの一点張り。それでも生憎諦めてやらない。
何が何でもついて行く
『私も雛鶴さん達に会いたいっ!』
必死にAが零した言葉に一瞬反応する宇髄
「っ!それでもダメだ、帰って来てから好きなだけ甘えれば良いだろ」
『やだやだ!一緒に行くの!』
まるで親子のような姿に炭治郎達は驚く。
「え、Aちゃん知り合い??」
困惑した善逸が尋ねる
「あ?知り合いも何も家族だわ」
サラッとした宇髄の発言に「はぁぁぁぁぁっ??」とこれまた大きな声で善逸が返す。
「う、嘘だろ…こんなイカれた自分を神とか言う奴と天使が家族?ありえないありえない!!」
「おいコラ誰がイカれた奴だと!」
このままじゃ埒が明かないと思った炭治郎が提案する
「これから藤の家に行くんですから、そこまでなら来ても大丈夫じゃないですか?」
『うんうんうん!』
ここぞとばかりに頷いて宇髄の目を見る
「…」
『ねぇ、お願い天元様っ!連れてって!』
上目遣いでおねだりする。ちなみにAは天元様はコレに弱いと知っててやっている
「……あぁ、もうわかった!藤の家までだかんなっ!!」
若干、投げやりだが確かにそう言った。
『うんっ!』
藤の家まで連れて行ってくれるなら満足だ。本当だったら潜入までしたいけど自分の無力さは1番分かってる。足を引っ張るくらいなら行かない方が断然良い。
藤の家についてからは3人に説明をして化粧を施していた。
猪頭さんはハッキリ言って化粧しない方が余っ程美人だと思うけど
バタバタしているうちに夜になり天元様達が出かけるようだった
化粧を落として出来るだけ目立たない格好をした天元様の袖を掴む
『…皆生きてるかな…?』
「!…あぁ、大丈夫だ。あいつらは優秀だからちゃんと生きてるさ」
『怪我しないでね天元様、もちろん3人も』
少し後ろに居た炭治郎達の方を見ながら言った。
「大丈夫だよ」とか「俺は強いからなっ!」と2人が返事をしてくれる中、善逸だけは違った。
「うぁぁAちゃぁぁぁん!!可愛いねぇ!天使だねぇ!行きたくないよぉぉ!!」
散々、喚き散らしていたけど結局は天元様に引きずられて行きました。
皆無事だと良いなぁ
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隆弘 - 続かねぇジャン!?オモロいからがんばって (2022年6月20日 17時) (レス) @page17 id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
(o^―^o)ニコ - あのー、富岡じゃなくて冨岡ですよ。 (2020年8月11日 17時) (レス) id: 1433fde6d2 (このIDを非表示/違反報告)
mo - え。続きは?????続き見たい。鬼舞じにあった後どうなるの???知りたい、 (2019年12月5日 23時) (レス) id: 6d81f54855 (このIDを非表示/違反報告)
まる。 - 神ですね。ウン(確信)柱合会議のあたりに冨岡さんがでてるんですけど、漢字が多分「富岡」じゃなくて「冨岡」やと思います!宇髄さん神ですよね!?応援してます!!更新頑張ってください! (2019年9月6日 23時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
カエルの子供 - 柱とイチャイチャだってぇ!!!我得すぎる!夢主ちゃんがキャッキャウフフしてるの想像してたら鼻血がでt((((強制終了 (2019年8月26日 16時) (レス) id: 089e056dc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いとちゃん | 作成日時:2019年8月19日 0時