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伊野尾サイド
｢知念、まだ集合時間までまだあるし、場合によっては遅らせるかもだから、山田クッションの上に寝かせよ？知念には聞きたい話もあるしさ？｣
山田の寝顔を見るなり、天井を見上げた知念の目は、涙でいっぱいで。
何があったか聞きたいのも事実だし、一度知念を落ち着かせたい。
裕翔と高木に目配せすると、山田もだけど知念も心配なのは同じようで。
体の下に手を差し込み、もう片方で頭を支え、そっと山田を持ち上げる高木。
｢知念、一旦立てる？｣
小声で話す裕翔が、知念が立ち上がると同時に、ソファの上に乗っていたクッションを山田の下へ。
知念の肩を持ち、寝ている山田の正面にあるもうひとつのソファへ座ると、高木と裕翔が一人がけの椅子を持ってきて、俺らの前へ。
｢山田も知念も泣いちゃっててびっくりしたよ。｣
｢なんかあった？｣
高木と裕翔が優しく聞くと、
｢涼介、俺が奪ったって言ったの。｣
｢なにを？｣
返事に対して自然と出た疑問を口にすると、俯く知念が言ったのは、誰もが予想だにしない言葉だった。
｢、、、ダンス。｣
｢えっ、｣
声を上げた裕翔に構うことなく話す知念。
｢今日、なるべく早く来たいってマネージャーに言ったって聞いて、変だなと思ったの。着いてすぐ声掛けてみても、うわの空みたいな感じでっ、｣
山田を見ながら、気持ちをぶつけるように、だけどどこか力なく、早口で続ける。
｢急に泣き出したと思ったら、俺が奪ったって、そんなこと考えてたなんて、分からなかった、、｣
｢俺らも分からなかった。｣
ファンにも俺らにも悟らせないなんて、どこに演技力使ってんだか。
｢やまが失明してから初めてのシングルの打ち合わせだから。不安だったのもあると思う。｣
｢山田はずっとJUMPのことを考えてくれてるし。自分のこと、責めてたのかも。｣
確かに、自分の生活の不自由よりも、グループにハンディを負わせてしまったことを気にしていたのかもしれない。
山田はそういうやつだからな。
でも、メンバー全員、そんなあいつを守ってやりたいと思っているのは、伝わっているんだろうか。
今も小声で話しながら、チラチラと山田を確認してしまう俺らの行動が、それを証明している。
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文字数の関係で中途半端ですみません…！
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あすみ(プロフ) - ゆでたまごさん» 急いで直させて頂きました…！メンバーを欠けさせるという最低な行為…(・・;)気づけて良かったです、指摘して下さってありがとうございました(T T) (2020年9月6日 0時) (
レス) id: d4de4d3e86 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あれ、2回送っちゃてました笑再びすいません← (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あ、あの、、ストレスの3ページ目、岡元さんの台詞の中に高木氏がいないんですけれど‥笑 (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/asumi_ry
作成日時：2020年2月15日 17時
