罪悪感 ページ26
山「ｷﾞｭほんとにごめん、俺はね伊野尾ちゃんの家族には仲良くいてほしい、だって、この子のおばあちゃんおじいちゃんだから」
伊「ｯ、ごめん、俺のことあきれたでしょ？」
山「えっ？」
伊「こんな奴って知って、昔からくせなんだよね、追い込まれると自分の身体を傷つけちゃうの」
山「そんなことないｯ！俺が、いけないんだよ、伊野尾ちゃんに苦しい思いさせて、昨日だって、わざわざ指輪返す必要なかったのにね...
ほんとにごめんなさい、｣
伊「山田・・・、」
山「まず、その怪我の手当しようか、ほら、服脱いで」
伊「あ、うん」
伊野尾ちゃんがシャツを脱ぐと俺のせいでこんなふうにって罪悪感が半端なかった
山「ごめんね、染みるよ」
伊「ｲｯﾃ、ほんとに俺はダメな父親だね」
山「何言ってるの？俺の方がダメなママだよ」
伊「山田はほんとにいいお母さんだよ？」
山「そんなわけない、だって昨日だって自分のために伊野尾ちゃんと距離置いたんだよ？この子からパパを奪おうとしちゃった・・・」
伊「ﾌﾌｯこんなダメダメな俺ともう1度やりなおしてくれますか？」
山「はいｯ！」
Chu♥
伊「あ！！！そう言えば仕事・・・」
山「あ、電話してくるね！」
山「もしもし？大ちゃん！」
有「おー、山田どうした？」
山「伊野尾ちゃん精神不安定だから、今度で回してもらえるかな？」
有「あー、また悪いくせでたんだ、」
山「え？、知ってたの！？」
有「まーね、わかった無理すんなって伝えてそれから山田もね」
山「うん！ありがと、」
伊「ごめんね」
山「大丈夫だってw」
伊「あ、てか、山田はなんでここ居たの？」
山「へ？」
伊「だって今日はメンバー全員での撮影なんだから山田がシェアハウスにいたらおかしくない？」
山「それは・・・俺今日から活動休止なの！今日の夜にFAX送って、」
伊「え！？なにそれ俺知らないけど！？」
山「伊野尾ちゃんには言ってないもん」
伊「えぇー」
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作者名：翠 | 作成日時：2019年5月10日 17時
