ゆり組？いいえ、ひまわり組です 2 (ページ35)

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それから少し後に亮平が買ってきたご飯を食べたのが午後7時

明日は少し早いから早めに寝よ、と思っていると

亮「A？お風呂湧いてるよ」

『分かった、ありがとう』

私が泊まる時は、必ず先に入らせてくれる

そういうところ、ほんとに紳士だよね

湯船からあがって、脱衣所にあるタオルを体に巻く

持ってきた化粧水を塗っていると、目に入る黒い物体

なんだろうと思った瞬間、素早く動き回る

『うわーーー！！』

無理無理無理、なんでいんの！？

できるだけ距離をとっていると、

亮「どうした？大丈夫？」

『助けて！！』

亮「え、開けていい？」

『早く！』

扉を開けて入ってきた亮平は、こちらを見て一瞬固まったが、すぐにどうしたの？と聞いてくる

『あいつ！外に出して！』

出てきた奴を指さすと

亮「え、ゴキブリ？なんでいるんだよー」

と、スプレーを持ってきて、シューっとかける

亮「はい、もう大丈夫」

『はぁ、ありがと…なんか疲れちゃった笑』

亮「いいんだけど、他の男の人の前でタオル一枚で出るのやめてね？」

目を逸らしながら言う亮平

『え、照れてる？笑』

珍しいなと思って顔を覗く

『えっ、』

可愛くない？

目が会った瞬間、顔や耳が一瞬で真っ赤になっちゃうなんて