溺愛されてる声優さんは【蒼井翔太】12

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_翔太side_









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なーがいなくなって改めて周りを見渡す。






周りの人は綺麗な着物を着ていたり男の人は袴を着ていたりとしていて、洋服でいる僕が浮く感じ…もちろんお兄さんも袴着ていたし、莉恩ちゃんも着物を着ていた。







とりあえずすごい…引きはしないけどすごいと思う、ここがなーが住んでいた世界…。








操太｢今回胡桃を連れてきてくれて本当にありがとう。仲直りしてたしても絶対帰ってこなかったからね、あの子。｣








翔太｢まぁおせちとか頂いてるので流石にお礼はさせないとと思いまして…。｣







操太｢でもどうせ胡桃のことだからおせち飽きたとか言うんだろーな。好きなものだけ食べて。｣






翔太｢正解です笑｣






操太｢そこまで食べない子だしね。｣







翔太｢いつも困ってます…ほんとお菓子しか食べないから…飲み会に行っても永遠デザートのページを見て食べてますよ笑｣







操太｢元々甘いものは好きだったけど毎日食べるほどではなかったんだけど…というかいつからあんな性格に…昔はもっとしっかりしてたような…｣






｢操太がなにか言ったんじゃないのか｣







操太｢じい様、酷くないか？笑
でも、まぁ割と今の性格の胡桃の方は俺は好きだけどな、胡桃自体好きだけど、妹可愛い。｣







翔太｢あははｯｯwww｣






操太｢…翔太くんはどうして胡桃を？｣








翔太｢え？｣









操太｢まぁぶっちゃけ性格に難はあるし、家も複雑で面倒な環境って言われてたのにどーして選んだのかなーって。｣








翔太｢…なーがよかったからですかね？
初めて見た時は、すごい子だなぁって思ってましたけど現場とかで関わったり…それこそ、電車バスに乗れなかったなーと一緒に乗って関わっていくうちにこの子は本当に優しい子で、素直で可愛い子だなって…だから告白して家の話を聞いた時も、誰よりも頑張ったからそんななーが好きだなって思ったり…｣







操太｢…しょーなーたん推しててよかったと思った。いつ結婚するの？｣







翔太｢えぇ？！…まだお互い忙しいのでまだ先かと…｣








操太｢呼んでね？！絶対！！｣







翔太｢もちろんです笑｣






操太｢じい様…蒼井翔太はいいぞ。｣







｢わかったわかった。｣







それから僕はお兄さんとなーの昔話などをして花を咲かせた。

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